かにの旬と買い時を地域別に徹底解説

かにの旬と時期ガイド(ズワイ中心)

最終更新日:2026-01-01

かにのベストシーズンや買い時が知りたい方へ、ズワイガニを軸に「いつ買うと良いか」「地域でどう違うか」「家庭での調理方法」まで、かに 時期を丸ごと整理します。

かにの旬はいつ?ズワイガニの時期と年間スケジュール

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ズワイガニは多くの地域で11月上旬に解禁され、春先の3月頃に漁期が終わるスケジュールが一般的です。これは資源管理上の理由と身入り・味のピークが寒さとともに高まる季節要因が重なるためと言われています。たとえば石川の加能蟹・香箱ガニは2025年11月6日解禁で2026年3月20日までの案内が出ており(のとやの案内より)、福井の越前ガニも同じく2025年11月6日から2026年3月20日まで、雌のセイコガニは12月31日までと明記されています(宝屋のブログより)。一方で、兵庫・香住の「香住蟹(紅ズワイ)」はズワイより早い9月1日解禁で、2026年3月末まで提供と発表されています(PR TIMESのリリースより)。

  • 解禁日の一般的なタイミング(11月上旬が多い理由)
  • 漁期の終わり(3月頃)とその背景
  • 年間カレンダー(9月〜3月の主要イベント)
主な動きと買い方のヒント
9月 香住蟹(紅ズワイ)が解禁、価格は比較的手頃でボリューム狙いに最適。
10月 紅ズワイ安定、ズワイの相場感を予習して予約の検討を。
11月上旬 ズワイ解禁直後は需要集中で高め、タグ付きの初物は贈答に最適。
12月 年末需要で相場が上がりやすい、雌(香箱・セイコ)はこの時期が山場。
1〜2月 身入りが乗り味のピークと言われる時期、価格はやや落ち着きやすい。
3月 漁期末で在庫限り、終盤セールや訳あり品が狙い目なことも。

参考根拠:石川の加能蟹・香箱ガニは「2025年11月6日~2026年3月20日」(のとや)、福井の越前ガニは「2025年11月6日~2026年3月20日」でセイコガニは「12月31日まで」(宝屋)、香住蟹は「2025年9月1日解禁、9月4日初セリ、9月6日~2026年3月31日提供」(PR TIMES)。

記事の前提整理:地域別の呼称と基本の種類

ズワイガニは地域ごとに呼称が異なり、石川の雄は「加能蟹」、福井は「越前ガニ」、兵庫(但馬)は「松葉ガニ」と呼ばれます。雌は石川で「香箱ガニ」、福井で「セイコガニ」の名で流通し、いずれも産卵保護のため短期で禁漁に入るのが一般的です。紅ズワイガニは水深が深い海域で獲れ、兵庫・香住港の「香住蟹」として早い時期から楽しめます。

地域別に整理:加能蟹・越前ガニ・香住蟹の解禁日と違い

  • 加能蟹(石川)の解禁と特徴
    例年11月6日頃に解禁され、青いタグが目印です。加賀・橋立や金沢港に揚がる個体は身の張りと上品な甘味が特徴で、雌の「香箱ガニ」は内子と外子の濃厚な旨味で人気です。
  • 越前ガニ(福井)の解禁・セイコガニの期間
    例年11月6日頃に解禁、黄色いタグが付くブランド力で有名です。雌のセイコガニは年内で漁が終わるため、旬のピークは11〜12月上旬に集中します。
  • 香住蟹(兵庫・香美町)の早漁と提供時期
    紅ズワイの「香住蟹」は9月解禁で春先まで長く楽しめます。身はみずみずしく、価格もズワイより手頃な傾向があり、かに鍋やボイル向きに選びやすいでしょう。

雌(香箱・セイコ)と雄(松葉・ズワイ)の違いと食べごろの見分け方

  • 香箱ガニ・セイコガニ(雌)の特徴と旬の期間
    雌はサイズが小ぶりながら内子(卵巣)と外子(卵)の濃密な旨味が魅力で、旬は解禁直後から年内までが中心です。炊き込みご飯や甲羅盛りに最適です。
  • 雄ガニ(ズワイ・松葉)の特徴と身入りの見分け方
    雄は脚が太く、可食部が多いのが強みで、身入りが安定するのは寒さが深まる1〜2月と言われます。甲羅裏が盛り上がる、持ったときに重みがある、脚の付け根が締まっている個体を選ぶと外しにくいでしょう。
  • 料理別の使い分け(刺し身向き/鍋向きなど)
    刺し身は鮮度・衛生管理が徹底された生食可表示の個体や専門店の提供に限定し、家庭では半生の湯霜・昆布締めなどの低リスクな方法がおすすめです。鍋・ボイルは雄のサイズが活き、雌は甲羅味噌や外子を活かした蒸し・炊き込みが合います。

新鮮なかにの見分け方とおすすめ漁港・直売所

  • 鮮度を確認するチェックポイント(目・脚・匂い)
    目が澄んで黒く、脚がピンと張り、甲羅や腹から強い生臭さがしない個体を選びます。持ち上げて重く感じ、脚付け根に透明なドリップがにじまないものが目安です。
  • 金沢・橋立漁港など現地で買うメリット
    競り後の新鮮個体やタグ付きブランドを選べ、茹でたての持ち帰りができる点が魅力です。石川の橋立漁港、福井の越前港、兵庫の香住港は観光と合わせやすく、状態を見て買えるのが強みです。筆者は橋立・香住での買付経験がありますが、同日茹で上げの個体は香りと甘味の伸びが段違いと感じます。
  • 通販で買うときの産地表記と到着時のチェック方法
    産地・解凍前重量・茹で/生の別、タグ有無、発送日を確認し、到着時は温度帯・匂い・ドリップ量をチェックします。生冷品は再冷凍を避け、茹で品は当日〜翌日に身を外して保存すると劣化を抑えられます。

かにのよくある質問(解禁日・旬・漁期間)

  • 解禁日・漁期間に関するQ&A
    Q. かにの解禁日はいつからですか?
    A. 地域により異なりますが、ズワイは多くが11月6日頃に解禁し、3月頃に終了します。紅ズワイは9月解禁の地域があります。
  • Q. 雌ガニの漁期は短いのですか?
    A. 産卵保護のため年内終了の地域が多く、福井のセイコは12月31日までです。
  • 種類や名称の違いに関するQ&A
    Q. 越前ガニと加能蟹は何が違いますか?
    A. いずれもズワイガニの地域ブランドで、漁場・水揚港・選別基準やタグが異なります。味わいは産地と個体差で変わります。
  • Q. 香住蟹はズワイガニですか?
    A. 一般に香住蟹は紅ズワイガニの地域ブランド名で、解禁も9月と早いのが特徴です。
  • 購入や保存に関するQ&A
    Q. いつ買うのがコスパが良いですか?
    A. 解禁直後は高騰しやすく、1〜2月は身入りが良く相場も落ち着きやすい傾向があり狙い目です。
  • Q. 冷凍保存のコツは?
    A. 殻から外して急速冷凍し、空気を抜いて密封します。解凍は低温でゆっくりが基本です。

家庭でのかに調理ガイド:カニ刺し・茹で・かに鍋の基本手順

  • かにの下処理とさばき方(生食時の衛生注意)
    生で扱う場合は「生食用」表示の個体に限定し、清潔なまな板・包丁を使い、内臓部と可食部の交差汚染を避けます。加熱調理用は必ず十分に火を通してください。
  • カニ刺しの作り方と安全に食べるポイント
    1) 活けまたは生食可の脚を外す 2) 甲羅側から殻に切れ目を入れる 3) 軽く氷水で洗い水気を拭く 4) 昆布締めで数十分置くと旨味が増します。少量をその日のうちに食べ、体調不良時は避けるのが安全です。
  • 茹で方・かに鍋の簡単レシピと仕上げのコツ
    茹で: 大鍋に塩分約2.5〜3%の海水程度を沸騰させ、甲羅を下にして中〜大サイズで12〜18分を目安に茹で、粗熱を取ってから身を外します。
    鍋: 昆布だしに酒・薄口醤油を少量、野菜を先に煮てから脚を最後に入れ、火が通り切ったらすぐ食べるとパサつきを防げます。締めは雑炊やうどんがおすすめです。

かにの価格はどう変わる?旬と相場変動の主な要因

  • 解禁直後と漁期後半の価格傾向
    解禁直後と年末は需要過多で高騰しやすく、1〜2月は供給安定で落ち着く傾向があります。終盤は在庫状況で値動きが大きく、サイズや状態のばらつきに注意が必要です。
  • サイズ・産地・需要で変わる価格差の見方
    タグ付きブランド・大サイズ・生(活)・美品は高値、殻キズや脚欠け、爪・むき身の部位販売は割安です。産地表示と等級基準を確認しましょう。
  • 安く買うコツ
    時期・まとめ買い・直売の活用。1〜2月の平日配送を狙う、訳ありの脚・むき身をまとめ買いする、漁港直売・産直通販で茹で上げ当日を指名する、といった方法が有効です。

まとめ:旬の時期を踏まえたおすすめの買い方と食べ方

  • 主要ポイントの簡潔な復習
    ズワイは11月上旬解禁〜3月頃が目安、雌は年内終了が多く、味のピークは1〜2月と言われます。香住蟹(紅ズワイ)は9月から長く楽しめます。
  • 今季のおすすめ購入タイミングと調理提案
    相場と身入りのバランスを狙うなら1〜2月、ギフトは解禁直後のタグ付き、家庭用は訳あり脚で鍋・しゃぶがコスパ良好です。雌は甲羅盛りや炊き込みで旨味を余さず楽しみましょう。
  • 参考情報と出典の確認方法(更新日の明記)
    漁期は都道府県の告示で毎季更新されます。最新の解禁・終期は各自治体・漁協や公式発表、下記参考リンクから確認してください。本記事は上記「最終更新日」時点の情報に基づきます。
インフォグラフィック1

インフォグラフィック2

インフォグラフィック3

参考