夏に美味しいカニは?旬と選び方ガイド
更新日:2025-12-31
目次
夏に食べごろのカニはどれ?夏カニの種類と旬の早わかり
夏に旬を迎える代表的なカニ(花咲ガニ・タラバガニ・毛ガニ)
夏(7〜9月)に狙いたいカニの主役は花咲ガニです。北海道の根室・釧路を中心に水揚げされ、旬は概ね7〜9月と言われます。漁獲量が少なく「幻のカニ」と呼ばれるほど希少で、濃厚な旨みが魅力です。

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一方、タラバガニや毛ガニも地域ごとに漁期が分散し、夏場に水揚げ・出回りが見られる産地があります。特に北海道各地では、海域ごとの資源状況に合わせて夏も「食べどき」を迎える地域があるのが特徴です。
夏カニの共通する特徴(味・身の締まり・希少性)
夏のカニは、海水温や脱皮周期の影響を受け、身の締まりや甘みの傾向が産地と個体差で分かれます。花咲ガニはカニ味噌と濃い風味が魅力で、タラバガニは太い脚の繊維質な食感、毛ガニは甘みのバランスのよさが目立ちます。夏は総じて漁期が限られ、天候や資源管理で流通が絞られやすく、品質の見極めが重要です。
この記事の読み進め方(産地別の詳説へ)
まず花咲ガニの旬と産地(根室・釧路)を押さえ、続いてタラバガニ・毛ガニの夏の漁期傾向(噴火湾・オホーツク海など)を確認します。後半は美味しく食べる茹で方・さばき方、イベント情報、買い方と保存まで、実践に落と込みます。
花咲ガニの旬と味の特徴|根室・釧路でしか味わえない理由
花咲ガニの旬(7月〜9月)と漁期の流れ
花咲ガニは夏から初秋にかけて旨みが乗り、7〜9月が食べ頃のピークとされています。甲羅は硬めで、身は濃厚、カニ味噌の風味も深いのが特徴です。一般に夏場は脱皮明けの個体を避け、身入りのよいものを選ぶのがポイントです。
主な産地:根室・釧路の漁業事情
主産地は北海道の根室・釧路沿岸です。海域と資源の特性から漁が限定的で、地場消費が中心になりやすく、漁期に合わせて短い期間に集中して出回る傾向があります。
希少性の理由(漁獲量・流通の限られ方)
花咲ガニはそもそもの漁獲量が多くなく、地域限定の資源であることから流通量が限られます。希少性ゆえ「幻のカニ」とも呼ばれ、旬の時期に現地へ足を運ぶか、信頼できる通販で予約するのが定番です。
噴火湾などの漁場で獲れるタラバガニと毛ガニの夏の漁期・水揚げ
タラバガニの年間の旬と夏場の漁場(噴火湾など)
タラバガニは道内各地で資源管理の枠組みのもと操業が行われ、地域によって夏場にも水揚げが見られます。大型の脚は繊維が太く、塩茹でや焼き上げで甘みが際立ちやすいのが特徴です。夏の入荷は限られるため、通販や市場で「水揚げ日」「処理方法(活・浜茹で・冷凍)」を確認すると安心です。
毛ガニは夏も水揚げあり|噴火湾の役割
毛ガニは北海道各地でリレーのように漁期が巡り、地域によっては夏も安定的に出回ります。噴火湾エリアでも時期に応じた水揚げがあり、身の甘みとカニ味噌のバランスで根強い人気があります。産地表示に「噴火湾」「胆振・渡島」などエリア名が記されている商品は、旬の背景を想像しやすいでしょう。
地域ごとの漁期や水揚げ時期の違い(オホーツク海側など)
オホーツク海側、道東、道南などで漁期設定が異なるため、同じ「カニ 夏」でも旬のタイミングは地域差があります。購入時は「産地」「水揚げ時期」「加工日」をセットで確認し、身入り・価格の納得感で選ぶのが失敗を避けるコツです。
夏カニの味と身の締まりの違い|美味しく食べる茹で方とさばき方
夏カニの味の特徴:身の締まりと甘みの傾向
夏は個体差が出やすく、脱皮後の「水ガニ」を避け、持ち重りがあり甲羅の縁がしっかり硬い個体を選ぶと、身の締まりや甘みの満足度が高まりやすいでしょう。花咲ガニは濃厚、毛ガニは甘みと味噌、タラバガニは食感の豪快さが魅力です。
簡単な茹で方(塩加減・時間の目安)
- 下準備:大鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩を海水程度(約3%)に調整します。臭みを抑えるなら昆布をひとかけ入れてもよいでしょう。
- 時間の目安:
- 毛ガニ(600g前後):再沸騰後12〜15分
- 花咲ガニ(800g前後):再沸騰後15〜18分
- タラバガニ脚(ボイル済みの温め直し):再沸騰後7〜10分
- 仕上げ:取り出して風を当てて粗熱を取り、余熱で火を通しつつ、身を落ち着かせます。塩は控えめから始め、食べる直前に振り塩で微調整すると失敗が少ないです。
殻から身をきれいに取るさばき方と盛り付けのコツ
- 花咲・毛ガニ:甲羅を外し、エラ(ガニ)を除去。脚は関節ごとに切り分け、キッチンばさみで殻の両側に切れ目を入れて身を抜きます。
- タラバ脚:節の甲側をはさみで一直線に切り、殻を開いて一本身を取り出します。
- 盛り付け:脚身→肩肉→甲羅味噌の順に重ね、レモンや酢橘を添えると甘みが引き立ちます。温かいままは香り、冷ますと甘みが際立つため、好みで出し分けると良いでしょう。
よくある質問(FAQ)
- Q. 夏に旬のカニは何?
- A. 北海道の花咲ガニが代表的で、概ね7〜9月が食べ頃です。地域によっては毛ガニやタラバガニも夏に水揚げがあります。
- Q. 花咲ガニの旬はいつ?
- A. 主に7〜9月です。漁期が短く流通が限られるため、事前予約や現地での購入が有利です。
- Q. 花咲ガニはどこで獲れる?
- A. 北海道の根室・釧路が中心です。
- Q. 夏のカニの味の特徴は?
- A. 産地と個体差が出やすく、身の締まりや甘みにバラつきがあります。選ぶ際は持ち重りと甲羅の硬さを確認しましょう。
- Q. 毛ガニは夏も美味しい?
- A. 地域ごとに漁期が分かれ、夏でも良品が出回ります。加工日と産地の表示を確認して選ぶのがおすすめです。
根室カニ祭りなど夏のカニ関連イベント情報と現地での楽しみ方
根室カニ祭りの開催時期と主なプログラム
根室カニ祭りは夏〜初秋にかけて開催されることが多く、旬の花咲ガニの直売や茹でたて提供、地元海産物の屋台、ステージイベントなどが定番です。最新の開催日程・会場は根室市観光協会の公式情報をご確認ください。
会場での直売・試食の探し方と注意点
- 直売所は朝のうちに良品が出る傾向があるため、早めの来場がおすすめです。
- 浜茹で・生・冷凍の違いとサイズ表示、価格の根拠をスタッフに確認しましょう。
- 発送利用時は「発泡箱+保冷剤」「着日指定」「冷蔵/冷凍区分」を必ずチェックします。
旅行で訪れる際のスケジュール例と交通アクセスのポイント
朝:市場・会場で買い物→昼:会場で試食→午後:発送手配→夕方:温泉・観光。空路は女満別・中標津・釧路空港などからのアクセスが主流です。レンタカー利用時はクーラーボックス持参が便利です。
筆者メモ:筆者は過去に根室カニ祭りで花咲ガニを現地茹でで試食し、甲羅味噌と身の濃厚さに驚きました。朝一の直売所は回転が早く、サイズと価格のバランスが良い個体に出会いやすいと感じました。
夏にカニを買うときの注意点と保存方法(鮮度・価格の見極め)
鮮度の見分け方(殻・匂い・脚の状態)
- 殻:甲羅縁がしっかり硬く、傷が少ない。
- 匂い:生臭さが弱く、潮の香り。強いアンモニア臭は避ける。
- 脚:だらりと垂れず、関節がしっかり。持ち重り感がある個体が狙い目です。
生で買う・冷凍品を選ぶ際の判断基準
- 生(活・生冷蔵):その日のうちに調理・喫食が基本。身入りは販売員に確認し、脱皮直後は避ける。
- 浜茹で:扱いやすく、失敗が少ない。加工日・塩分・出汁有無を確認。
- 冷凍:グレーズ(氷膜)の状態、真空パックの破損、解凍後ドリップ量の説明があるかをチェック。夏は温度管理が難しいため、冷凍便での取り寄せが安全と言えるでしょう。
持ち帰り・冷蔵保存・冷凍保存の手順と注意点
- 持ち帰り:保冷バッグ+保冷剤。直射日光を避け、2時間以上なら追加保冷を。
- 冷蔵保存:0〜4℃でラップ+新聞紙。生は当日〜翌日、浜茹では24時間以内が目安。
- 冷凍保存:-18℃以下。急速冷凍が望ましく、家庭では小分け・平ら置き。解凍は冷蔵庫内でゆっくり、再冷凍は避けます。
- 食品衛生:加熱不十分や長時間の常温放置は避け、特に夏は食中毒リスクに注意します。
夏のカニの楽しみ方まとめ|旬の見分け方とおすすめプラン
夏カニを選ぶポイントのおさらい
- 花咲ガニは7〜9月が狙い目。根室・釧路産の表示と加工日を要確認。
- タラバ・毛ガニは地域ごとに夏の水揚げあり。産地・漁期・処理方法をセットで比較。
- 身の締まりは持ち重りと甲羅の硬さで見極めましょう。
今すぐできること(通販・直売・祭り参加)
- 信頼できる通販で「浜茹で当日発送」「加工日明記」の商品を選ぶ。
- 旅行なら朝一の市場・直売所でサイズ・価格を比較。
- 根室カニ祭りなど現地イベントで旬の味を体験し、発送を活用。
情報の更新と安全な購入のための参考元
- 年度ごとに漁期や相場は変動します。最新の資源・衛生情報は公的機関、開催情報は観光協会の公式発表で確認すると安心です。
筆者プロフィール
カニ通販専門メディア「kani-tu.com」編集部ライター。北海道の港町や市場取材、通販事業者へのヒアリング、祭り現地取材を通じ、季節と産地ごとの「おいしい買い方・食べ方」を発信しています。








