蟹の単位を徹底解説 匹・杯・尾・枚の使い分け

蟹の数え方ガイド:匹・杯・尾・枚の使い分け

更新日:2025-12-31

蟹の数え方でよく迷う場面とこの記事で分かること

匹・杯・尾・枚で起きる混乱例

通販の商品名に「ズワイガニ2杯」と書いてあるのに、漁港では「活ガニ3」と言われるなど、場面ごとに単位が変わり戸惑う方は少なくありません。生きている蟹は動物として扱い「」で数えるのが基本とされます(数え方単位辞典の解説より)。 かに/カニ【蟹】- 数え方単位辞典《公式》

この記事で分かること:活ガニは「」、商品や冷凍は「」、料理では「」、部位や殻は「」や「一肩」「本」といった現場基準を整理します。市場・通販・飲食店で迷わない読み替えや、注文・表記の実用ルールまで具体例で確認します。

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生きている蟹は「匹」、商品や冷凍は「杯」と数える理由と使い分け

なぜ生きている蟹は「匹」で数えるのか

魚や甲殻類などの小型の生き物は、日本語の慣用として「匹」で数えるのが一般的です。生きている蟹も同様に「1匹、2匹」と表すのが自然で、活けの在庫管理や漁の報告で広く用いられています(数え方単位辞典の記載を参照)。このため、生きた状態の「生きている蟹の単位『匹』」を基準に覚えると混乱が減るでしょう。

冷凍・箱入り・水揚げで「杯」が使われる事例

一方、冷凍や茹で上げなど商品化された蟹は、サイズや甲羅の状態を含めた“商品単位”として「杯」で数える慣習が流通現場にあります。地方紙による解説でも、商品や水揚げ文脈で「○杯」と表記されるケースが紹介されています(山陰中央新報の記事参照)。通販では「松葉がに1杯」「訳ありベニズワイ2杯」のように記されることが多く、「冷凍・商品状態の単位『杯』」として覚えておくのが実務的です。

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料理や加工ごとの数え方:『尾』『枚』『一肩』『本』の使い分け

料理で『尾』と数える場面と表現例

和食のメニューや献立では、甲殻類を料理単位で「一尾」と表すことがあります。蟹では丸ごと一杯を提供する場合に「渡り蟹一尾」などと書かれることがあり、料理の提供単位を丁寧に示す言い回しとして使われることがあります。活・商品流通での正規単位が別にあるときも、料理文脈では「尾」を使う店がある点に留意しましょう。

殻やパーツは『枚』『一肩』『本』で数える理由と具体例

解体や加工の現場では部位ごとに数え方が変わります。甲羅や胴体の“面”に着目する場合は「枚」を用い、半身は「一肩」と呼び分けるのが実務です。脚は一本ずつ独立した部位なので「本」で数えるのが分かりやすく、「肩肉2肩+脚10本」といった表記で在庫やセット内容を明確にできます(rassicの解説では「胴体を半分にしたものは『一肩』、脚は『本』」と説明されています)。

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『杯』『枚』などの語源と地域差:なぜ場所によって違うのか

『杯』の由来説(甲羅が器に似ている説など)

「杯」という数え方には諸説ありますが、蟹の甲羅が盃や器に似ていることに由来するという説明が広く紹介されています。器に見立てて「一杯、二杯」と数える感覚が、茹で蟹や商品として扱う文脈で根づいたと考えられます(Kitakasukabeの由来解説参照)。語源は確定説があるわけではないため、地域や業界で説明のニュアンスが異なる点も知っておくと安心です。

鳥取など地域による『枚』表記や慣習の具体例

山陰など蟹の主要産地では、市場の掲示や飲食店メニューで「枚」の表記を見かけることがあります。甲羅という“面”のイメージが強いことや、地域の商習慣が背景にあると考えられ、同じ商品でも「○杯」と「○枚」が混在する場合があります。水揚げ量が多い地域では独自の言い回しが残りやすく、現地ルールを尊重しつつ文脈で読み替えるのが実務上のコツです。なお、日本海側で蟹の水揚げが盛んなことは公的統計でも確認でき、地域性が用語に反映される土壌があると言えるでしょう(農林水産省の統計ページ参照)。

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よくある質問

蟹はなぜ杯で数えるのですか?

茹でや冷凍など“商品状態”の蟹を、甲羅を含む一体をひとつの“杯”と見なす慣習があるためです。甲羅が盃の形に似るという由来説も紹介されています(Kitakasukabe参照)。生きている場合は「」を使うのが自然です(数え方単位辞典)。

生きている蟹と冷凍蟹の数え方は違う?

違います。活ガニは「」、商品・冷凍・水揚げ報などは「」が実務上よく使われます(Sanabo、山陰中央新報の解説参照)。料理提供では「尾」と書く店もあります。

カニの単位に地域差はありますか?

あります。山陰などでは「杯」と併用して「枚」表記を見かけることがあり、地域の商習慣や掲示ルールが影響します。現地での掲示やタグ表記を優先し、文脈で読み替えると安全です。

蟹の肩や本とは何ですか?

一肩」は胴体を半分に割った半身を指し、「」は脚を一本単位で数える表現です。セット商品では「肩×2+脚×○本」のように内訳が書かれます(rassicの説明参照)。

購入・販売・調理で迷わない実践ガイド:表示・注文・書き方の例

市場や通販でよく見る表記とその読み替え方

活ガニ在庫や活け出荷の表示は「」を基本に読みます。
冷凍・茹で・タグ付きの“商品”は「」で数量を把握します。
– セット内訳は「一肩」「」「」で部位数を確認します。
– 例)松葉がにLサイズ2杯=丸ごと2体、脚合計は“両肩+脚本数”欄で確認。

家庭や飲食店での注文・メニュー表記の実践例

– 飲食店で「一尾」と書かれていれば、料理としての一体提供と理解します。
– 通販の注文メモは「ズワイ大1杯+脚4本追加」といった具体表記が誤配防止に有効です。
– 書き方に迷うときは、「活=/商品=/部位=肩・本・枚」の原則で統一します。
– ギフト明細は「松葉がに 2杯(一肩×2・脚×10本)」のように内訳も記載すると親切です。

筆者の現場メモ:水産仲卸の競りに同行した際、活カニは「」、茹で箱やタグ付きは「」、解体は「肩」「本」で呼称が分かれており、札や伝票でも同様の区別が徹底されていました。表記を現場の単位に合わせると伝達ミスが減ると感じます。

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まとめ

  • 生きている蟹は「」、商品・冷凍・水揚げは「」が基本です。
  • 料理文脈では「」が使われることがあり、部位は「」「一肩」「」で数えます。
  • 地域の慣習で表記が揺れるため、掲示やタグの文脈を優先しつつ原則で読み替えると安心です。
  • 注文や明細は「活=/商品=/部位=肩・本・枚」を基準に、内訳まで具体的に書くのがおすすめです。

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参考