カニの黒いつぶつぶは何?安全性と見極め
目次
カニの甲羅や足に付く黒い「つぶつぶ」は何?
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黒い小粒は、多くの場合ズワイガニに付く「カニビル」の卵で、食用・流通の現場では一般的に見られる現象です。専門店の解説でも、黒い粒の正体はカニビルの卵であると明示されており、異常や腐敗を示すサインではありません。
- 見た目の特徴(色・位置・大きさ)
黒〜黒褐色のゴマ粒のような点状の粒が、甲羅のくぼみや脚の付け根周辺にまとまって付着しやすい傾向があります。水洗いしながら指やブラシで軽くこすると、多くは物理的に落とせます。 - 現れる季節や状況
カニは脱皮で甲羅表面が新しくなるため、脱皮から時間が経った成体ほど卵が付く機会が増えると言われます。そのため、黒い粒が付いている=身入りが良い傾向のサインとして扱う販売現場もありますが、最終判断は重さや甲羅の硬さなど複数の指標で行うのがおすすめです。

黒いつぶつぶ(カニビルの卵)は人が食べても安全?
結論から言うと、黒いつぶつぶ(カニビルの卵)は、一般に人体への害は報告されていません。専門店やメディアの解説でも、黒い粒は寄生虫そのものではなくカニビルの卵で、人に害はなく、気になる場合は洗い流せばよいと案内されています。
- カニビルとは何か(寄生の仕組み)
カニビルはヒルの仲間で、成体は主に魚類に付き、カニの甲羅自体は「卵の付着基質」として利用されると説明されます。つまり、カニの体内に入り込むタイプではなく、甲羅表面に卵が付いている状態が多く観察されます。 - 人体への影響に関する報告と専門家の見解
食品衛生上のトピックとしても、黒いつぶつぶ由来の健康被害は一般に指摘されておらず、下処理で除去すれば十分と言えるでしょう。
ズワイガニの呼び方と種類:オス・メスやブランド名の違い
ズワイガニは市場での呼び方が地域や性別で変わります。オスは大型で脚が長く、メスは小ぶりで内子・外子を楽しめるのが特徴です。とくに日本海側では、産地ごとにブランド名が付与され、品質管理やタグ付けが徹底されています。
- オス(大型)とメス(コウバコ/セコガニ)の違い
オスは身のボリュームと脚肉の食べ応えが魅力で、鍋や焼きガニに向きます。メス(地域名:コウバコ/セコガニなど)は外子のプチプチ感と内子の濃厚な旨味が特徴で、甲羅盛りや蒸しに合います。 - 産地別の呼び方
鳥取・兵庫・京都など山陰〜但馬エリアのズワイガニは「松葉ガニ」、福井県で水揚げされたものは「越前ガニ」と呼ばれ、地域ブランドとして扱われます。
タラバガニの分類とは?「ヤドカリの仲間」という説明の意味
見た目は似ていますが、タラバガニは生物学的には「カニではなくヤドカリの仲間」に分類されます。十脚目の中でも異尾下目(ヤドカリ類)に属し、真のカニ(短尾下目)であるズワイガニとは系統が異なるため、甲羅や脚の構造、歩脚の見え方などに差が出ます。
- 学術的な分類と見た目の特徴
タラバガニ(タラバガニ科)はヤドカリ上科に属し、見える歩脚が8本(はさみ+歩脚計4対)に見えやすい一方、ズワイガニは10本(5対)に見えるなど、外観上の違いが購入時の目印になります。 - 食卓での特徴
タラバは太い繊維質でプリッとした食感と豪快な身離れが魅力で、焼き・ボイル・ステーキ風に相性が良い一方、ズワイは繊細な甘みとジューシーさが際立ち、しゃぶや刺しの上品さに優れます。
よくある質問(FAQ)
- Q. カニの黒いつぶつぶは食べられる?
A. 基本的に人体への害はなく、そのまま食べても問題ないとされています。気になる場合は流水でやさしくこすり落としてください。 - Q. カニビルの卵は人体に害がある?
A. 人に寄生するものではなく、健康被害は一般に指摘されていません。下処理で除去すれば十分でしょう。 - Q. カニの甲羅の黒いブツブツの正体は?
A. カニビルと呼ばれる生物の卵が多く、ズワイガニの甲羅や脚の付け根にまとまって付着します。 - Q. ズワイガニのオスとメスの違いは?
A. オスは大型で脚の身が充実、メスは内子・外子の旨さが魅力で、用途や好みで選ぶのがおすすめです。 - Q. この記事の更新日と筆者情報は?
A. 更新日:2025-12-31/筆者:kani-tu.com編集部
カニ通販の種類と選び方:大手通販と産地直送の違い
通販でカニを選ぶ際は、「大手通販サイト」と「産地直送店」で傾向が異なります。価格重視か鮮度・ブランド重視かで選び分けると失敗しにくくなります。
- 大手通販の特徴
かに本舗、ますよね等の大手は大量仕入れによる価格メリットが出やすく、家庭用のボリューム重視セットを探す人に人気です。 - 産地直送の特徴
マルツや網走水産等の産直系では、旬の水揚げやタグ付きブランド品の取り扱い・目利き情報が得やすく、鮮度や希少部位を狙う人に向いています。 - おすすめのカニ産地
北海道・鳥取。北海道はタラバ・毛ガニ・花咲ガニなど多彩な選択肢と漁期の広がりが魅力、鳥取は松葉ガニ(ズワイ)ブランドの品質管理とタグ制度が安心材料です。
失敗しないカニの鮮度チェックと購入時の注意点
店舗や通販の写真・説明からでも見極めやすいポイントを押さえると、失敗を大きく減らせます。
- 鮮度チェックの具体的な項目(触って・見て確かめる)
- 甲羅の硬さと重み:甲羅がしっかり硬い、手に取って重い個体は身が詰まりやすい傾向。
- 匂い:甘い磯の香りは良好、強いアンモニア臭や酸敗臭は避ける。
- 生・活:脚を内側にたたむ、触れると反応するなどの活力サイン。
- ボイル済み:甲羅色が自然、ドリップや身崩れが少ない写真・レビューを確認。
- 冷凍品:霜付き・乾燥(アイスバーン)が少ない、グレーズ(氷膜)量の明記がある。
- ブランドタグ:松葉・越前などの正規タグと水揚げ港の表記をチェック。
解凍は冷蔵庫でゆっくり解凍し、再冷凍は避ける、清潔な調理環境を保つなど、基本の食中毒予防を守ることが重要です。厚生労働省の「家庭でできる食中毒予防の6つのポイント」に沿った衛生管理を心がけましょう。
結論:つぶつぶの正体と安全にカニを選ぶためのポイント
黒いつぶつぶの正体は、ズワイガニにしばしば見られるカニビルの卵であり、基本的に人体への害はありません。気になる場合は流水で軽くこすり落とせば実用上問題なく、鮮度や品質は別の指標で見極めるのが賢明です。
- つぶつぶ=カニビルの卵、基本無害で下処理で除去可能。
- ズワイは地域ブランドで呼称が変わる、タラバはヤドカリの仲間で食感・用途が異なる。
- 通販は「価格重視の大手」か「鮮度・ブランド重視の産直」で選び分ける。
- 鮮度は重さ・匂い・外観・タグ・解凍管理で総合判断する。
おすすめの次アクション(購入時チェックリスト)
- 用途(鍋/焼き/刺し)と好み(甘み/食感)を先に決める。
- 産地・ブランドタグ・処理方法(生/ボイル/冷凍)を確認する。
- 写真とレビューで身入り・ドリップ・霜付きの状態を確認する。
- 解凍は冷蔵庫で、再冷凍は避け、清潔な調理環境を徹底する。
筆者・運営情報
- 更新日:2025-12-31
- 執筆:kani-tu.com編集部
- (カニ通販の取材・購入検証・官能評価を継続実施。産地直送店や大手通販の比較テスト、タグ付きブランド蟹の実食レビューなど、一次体験に基づく記事制作を行っています)









