松葉蟹のゆで方 完全ガイド:塩3%と時間
松葉蟹をいちばんおいしく食べたい方へ、失敗しにくい「松葉 蟹 ゆで 方」を、締め方から塩水、サイズ別の時間、氷水締めまで一気通貫で解説します。海水程度の塩分と再沸騰からの時間管理を軸に、脚が外れない扱い方と重石の使い方も要点化します。
目次
届いてすぐ実行する松葉蟹の下処理と締め方(活蟹の扱い方)
良い松葉蟹の見分け方(鮮度のチェック項目)
- 甲羅にツヤがあり、重みがしっかりある個体を選ぶと身が詰まりやすいです。
- 目が澄み、触れると脚先が反応する程度の活力があると鮮度の指標になります。
- 腹のふんどし(腹節)が固く反り、異臭がないかを確認すると安心でしょう。
- 脚折れは味に影響しにくい一方、重量当たりの可食部は減るため、用途で判断します。
活き蟹の締め方:真水に浸ける手順と時間の目安
- 大きめのボウルに冷たい真水を用意し、蟹を甲羅を上にして静かに浸けます。
- 10〜20分を目安に、動きが止まるまで待ち、確実に締めてから調理に進みます。
- 真水締めは自切(ストレスで脚が外れる現象)の予防に有効とされます。
- 【根拠情報】松菱オンラインの解説では「真水に約20分」「10〜20分」と案内されています。

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引用の根拠についての記載は本文には含めず、参考情報として参考セクションにまとめています。
美味しく茹でるための塩水の作り方と鍋・重石の準備
塩水の濃度(3%程度)の目安と計量方法
- 海水に近い約3%の塩分が基準で、湯1リットルに塩大さじ2が目安です。
- これは鳥取県の公式動画でも案内される実践的な基準で、迷いにくい配合です。
- 産地情報では「海水よりやや薄い程度」も推奨されており、好みに応じて微調整できます。
- 例)8Lの湯なら塩大さじ16(約288g)を溶かし、しっかり沸騰させておきます。
根拠の出典は参考セクションにまとめています。
鍋の大きさ・水量の決め方と重石(落し蓋)を使う理由
- 蟹が水平に収まり、沸騰維持できる火力で再沸騰が速いサイズの鍋を選びます。
- 水量は蟹がしっかり浸かる深さを確保し、投入後に素早く再沸騰できる余裕を持ちます。
- 甲羅を下にして入れ、落し蓋や耐熱皿で軽く押さえると、身が浮かず均一に火が通ります。
- 重石の使用や甲羅下向きは、産地のレシピでも推奨される基本で、味噌流出の抑制にも有効です。
根拠の出典は参考セクションにまとめています。

実践:甲羅を下に入れて茹でるステップバイステップ(準備〜氷水締め)
茹でる直前の最終チェック(塩水・蟹の状態)
- 塩水は約3%、勢いよく沸騰、鍋周辺は安全スペースを確保します。
- 蟹は真水で締め済みで動きが止まっているか、泥や汚れは軽く洗い流します。
- たこ糸で脚をやさしくまとめると、暴れや自切による脚外れを抑えられます。
鍋に入れる手順(甲羅を下にする理由・重石の置き方)
- 甲羅を下にして静かに沈め、落し蓋や耐熱皿で軽く押さえ、浮きを防ぎます。
- 再沸騰した時点でタイマーをスタートし、吹きこぼれない強さの火で維持します。
- 甲羅下向きは味噌の流出を抑え、身側に熱が巡りやすい点で理にかないます。
茹で上がりの取り出し方と氷水で締める方法
- 目安時間に達したら引き上げ、氷水で2〜3分だけ表面を締め、余熱を止めます。
- 長時間の浸漬は水っぽさの原因になるため短時間で切り上げ、水気をよく切ります。
- 室温で粗熱をとり、甲羅にたまった湯は軽く捨て、香りを逃さないよう保ちます。

茹でた松葉蟹の基本的な食べ方とおすすめアレンジ(鍋・焼き・しゃぶしゃぶ)
基本の食べ方:甲羅や脚の開け方・身の取り出し方
- ふんどし(腹節)を外し、エラ(ガニ)を除去し、甲羅を開けて味噌を別容器へ。
- 脚は関節で折ってキッチンバサミで殻の両側を切り、身をすべらせて取り出します。
- 爪は関節を落として殻に切れ目を入れ、二枚貝のように開いて身を外します。
- 甲羅味噌は身と和えたり、後述の甲羅焼きや雑炊に生かすと濃厚で贅沢です。
おすすめアレンジ:かに鍋、焼き蟹、かにしゃぶ、リゾットなど
- かに鍋: 昆布だしに薄口醤油と酒でごく上品に、最後は雑炊で旨味を回収します。
- 焼き蟹: 殻ごと中火で香ばしく、表面が温まる程度で止めると身が硬くなりません。
- かにしゃぶ: 生脚を使う場合は短時間で、茹で蟹の脚は温め直しの感覚で軽くくぐらせます。
- 甲羅焼き/リゾット: 甲羅味噌に酒少々を合わせて温め、残りご飯や生クリームで濃厚に。
よくある質問(FAQ)
- Q. 松葉蟹を茹でる塩の量はどれくらい?
A. 目安は約3%で、湯1Lに塩大さじ2が分かりやすい基準です。鳥取県の公式動画でも同様に案内されています。 - Q. 活きた松葉蟹はどうやって締める?
A. 冷たい真水に甲羅を上にして静かに浸け、10〜20分で動きを止めてから調理します。専門店の解説でも同様の手順が示されています。 - Q. 松葉蟹の茹で時間は何分?
A. 再沸騰から計測し、小で10〜12分、中で15〜18分、特大で22〜26分が一つの目安です。再沸騰の遅延分は上乗せします。 - Q. 茹でた蟹をどうやって食べる?
A. 腹節とエラを外し、甲羅味噌を避難。脚は関節で折ってハサミで切り開くと身出しが楽です。 - Q. 松葉蟹の脚が外れない茹で方のコツは?
A. 事前に真水で締め、たこ糸で軽くまとめ、沸騰の衝撃を抑え、激しい対流を避けることが有効です。 - Q. 失敗しないためのチェックリストは?
A. 塩3%、真水締め、甲羅下向き、重石、再沸騰から計測、短時間の氷水締めの6点を守ると安定します。
茹でるときによくある失敗と脚が外れないための実践的な注意点
脚が外れる・身が崩れる失敗を防ぐコツ
- 締め不足だと暴れて自切しやすいため、真水で確実に締めてから調理します。
- たこ糸で脚を軽く固定し、落し蓋で浮きを抑え、対流の衝撃を和らげます。
- ぐらぐらの強すぎる沸騰は避け、沸騰維持の中火強程度で安定させると崩れにくいです。
- 取り出し時はトング2本で支え、関節に負荷をかけないようゆっくり扱います。
衛生・火傷対策などの安全上の注意点
- 大鍋の移動は必ず火を止めてから行い、耐熱手袋とエプロンを着用します。
- 甲羅内の湯は高温なので、傾ける際は顔を近づけず、ゆっくり排出します。
- 氷水は清潔な飲用水で作り、長時間浸け置きは水っぽさと衛生面の両方で避けます。
- まな板やハサミは使用後に洗浄・熱湯消毒を行い、二次汚染を予防します。
今日すぐ実践できるチェックリストと茹で方の要点まとめ
すぐ使える茹でる前〜後までのチェックリスト
- 活蟹は真水で10〜20分締め、泥を落として準備完了。
- 塩水は約3%(1Lに塩大さじ2)、勢いよく沸騰させる。
- 甲羅を下に静かに入れ、落し蓋や重石で浮きを防ぐ。
- 再沸騰してから時間を計測し、サイズ別の目安で管理。
- アクは再沸騰直後と中盤で手早く除去する。
- 氷水で2〜3分だけ締め、しっかり水気を切る。
おすすめの実践ポイント(塩分・時間・氷締め)
- 海水程度の塩分は旨味を引き出し、身の締まりを助けます。
- 計測は「投入時」ではなく「再沸騰時」開始がブレを減らします。
- 氷水は短時間で切り上げ、粗熱を取ってから捌くと香りが残りやすいです。
参考
更新日: 2025-12-30
執筆者: かに通 編集部(日本海側の産地取材と松葉蟹の自宅調理歴10年以上。鳥取・兵庫の漁期に毎年ゆで調理とサイズ検証を継続し、産地事業者へのヒアリングも実施しています)








