カニの酢の物の基本とコツ【材料・作り方】
更新日: 2026-01-01
目次
カニの酢の物とは?手軽でヘルシーな和の副菜
さっぱりした酸味で口が整い、魚介と野菜を同時に摂れる「カニの酢の物」は、主菜の邪魔をせず食卓の満足度を上げる便利な副菜です。脂質が少なく糖質も控えめになりやすい構成のため、食べ過ぎを抑えたい日や揚げ物・焼き物の箸休めとして相性がよく、冷やしておけば暑い季節のおもてなしにも重宝します。
- 魅力: さっぱり、低カロリー、高たんぱく(カニ)、食物繊維・ミネラル(わかめ)も一皿で補えるのが特徴です。
- 使いどころ: 焼き魚や唐揚げなど油を使う主菜の副菜、そうめん・冷やしうどんの付け合わせ、来客時の先付けやおせちの一品にも合います。

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基本の材料と分量の目安(2人分)
- カニの身(缶詰のほぐし身・脚肉・むき身)80〜100g
- きゅうり 1本(約100g)
- 乾燥わかめ 2〜3g(戻して約15〜20g)
- 塩 小さじ1/2(きゅうりの塩もみ用、仕上げは「ひとつまみ」で可)
下処理の基本は「きゅうりを塩もみして余分な水分を出し、カニのほぐし身と合わせ酢で和える」流れで、これはマルハニチロの公式レシピでも標準手順として示されています(きゅうりの塩もみ→水気を絞る→合わせ酢で和える)(参考: マルハニチロ)。
- カニ(缶・加熱済み・生の違い)
- ・缶詰: 手軽で失敗が少なく、旨みが安定します。後述の「缶汁の活用」で風味を底上げできます。
- ・加熱済み(ボイル脚など): 殻から外して軽くほぐし、筋や殻片を丁寧に除くと口当たりが良くなります。
- ・生(刺身用など): 酢の物では基本的に避け、必ず加熱済みを使うと衛生面で安心です。
カニカマでの代用方法とメリット・デメリット
- 代用方法: カニの代わりにカニカマ80〜100gを細く裂き、きゅうり・わかめと同量で和えます。
- メリット: 価格が安定、扱いやすく臭みが少ない傾向があり、日常使いに向きます(料理プラットフォームNadiaでも「代用可で臭みが少ない」と紹介)(参考: Nadia)。
- デメリット: 本物のカニに比べ香りや旨味の奥行きが穏やかで、贅沢感は控えめになります。
合わせ酢の基本配合(酢・砂糖・塩・醤油)とカロリー目安
味の決め手は「合わせ酢」。酸味・甘味・塩味のバランスをとると、素材の水分が出ても味がぼけにくくなります。
基本の合わせ酢配合(2人分の目安)
- 米酢 大さじ2
- 砂糖 小さじ2
- しょうゆ 小さじ1/2〜1(色と塩味の調整用)
- 塩 ひとつまみ
- だし(粉末または水出し)小さじ1(お好みで)
味の方向性は「酢:砂糖:しょうゆ=およそ4:2:1」を目安にし、カニ缶の塩味や缶汁を使う場合は塩分が重ならないよう砂糖・しょうゆを微調整するとよいでしょう。酢の物は低カロリー副菜として管理栄養士監修でも推奨されるカテゴリーであり(参考: おいしい健康)、甘味を控えればより軽やかに仕上げられます。
カロリー・塩分の目安(1人分、概算)
前提: カニ身40〜50g、きゅうり半本、戻しわかめ10g、上記合わせ酢の半量を想定。
- 推定エネルギー: 約50〜80 kcal/人
- 食塩相当量: 約0.8〜1.3 g/人
根拠: カニ(ゆで)はおよそ69 kcal/100g、きゅうりは約14 kcal/100g、わかめ(塩蔵・戻し)は低エネルギー、酢・砂糖・しょうゆ分を加味して算出しています(参考: 文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)」および上記配合の概算)。個々の製品や配合で変動するため、あくまで目安としてご参照ください。

作り方を手順で解説:きゅうりの塩もみ→カニのほぐし→合わせて和えるだけ
道具はボウル2つ、ざる、包丁だけで十分です。水分管理と和える順番を守ると、短時間でもシャキッと仕上がります。
きゅうりの下処理(塩もみ時間と水切りの方法)
- きゅうりは薄い輪切り(2〜3mm)にし、ボウルで塩小さじ1/2をまぶして5〜10分置きます。
- 水が出てきたら軽くもみ、ざるに移して押し絞りし、さらにキッチンペーパーで余分な水気を取ります。
- 乾燥わかめは表示通りに戻し、水気をよく切ります。
マルハニチロのレシピでも「塩もみ→水気を切る→和える」が基本工程として示されており、ここを丁寧に行うと味がぼけずに仕上がります(参考: マルハニチロ)。
カニのほぐし方(缶・加熱済み・生の違い)
- カニ缶: 缶を開け、身を軽くほぐし、殻片があれば除きます。風味を生かす場合は缶汁を小さじ1〜2だけ取り分けておくと、後の合わせ酢に少量加えて旨味を補えます(キッコーマンは「缶汁ごと活用で風味が増す」と紹介)(参考: キッコーマン)。
- 加熱済み: 殻を外し、太い筋や殻片を取り除き、食べやすくほぐします。
- 生は避け、必ず加熱済みを使用しましょう。
和える手順(合わせ酢の合わせ方と混ぜ方)
- ボウルで米酢・砂糖・しょうゆ・塩(+だし)を混ぜ、味を見て微調整します。
- きゅうり・わかめを合わせ酢で先に軽く和え、最後にカニを加えてさっくりと混ぜます。カニは崩れやすいので、ゴムべらで底から返すように扱うのがコツです。
- 風味アップしたい場合は、取り分けた缶汁を小さじ1前後だけ加え、全体の塩味を見ながらバランスを整えます(参考: キッコーマン)。
- 冷蔵庫で10〜20分ほどなじませてから盛り付けると、味が落ち着きます。
筆者メモ(kani-tu.com編集部の試作より): きゅうりは「薄すぎない」2〜3mmで塩もみ時間を短くすると歯切れが残り、缶汁を使う場合は最初から全部入れず「ちょい足し」して酸味と塩味の釣り合いを取ると、カニの甘みがきれいに立ちます。
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よくある質問(FAQ)
- Q. カニの酢の物にカニカマは使えますか?
A. 使えます。臭みが少なく扱いやすい利点があり、日常の副菜には十分おいしく仕上がります(参考: Nadia)。旨味の厚みを補うなら、だし少量や柑橘の皮を加えるとよいでしょう。 - Q. 酢の物の酢は市販の合わせ酢でも大丈夫?
A. 問題ありません。甘味が強い製品もあるため、まずは規定量の7〜8割から加え、味見をしながら砂糖やしょうゆで微調整すると安定します。 - Q. きゅうりの塩もみ時間はどれくらい?
A. 薄切りで5〜10分が目安です。長すぎると食感が損なわれるため、出た水分を絞ったら早めに次工程へ進みましょう(基本工程はマルハニチロのレシピにも準拠)。 - Q. カニの臭みを消すコツは?
A. 酢の酸味に加え、しょうが汁や柑橘(ゆず皮・すだち)を少量加える、缶汁は味見しながら必要分だけ使う、器具や手を冷やして作業し酸化臭を抑える、が有効です。 - Q. カロリーや塩分はどれくらい?
A. 1人分約50〜80 kcal、食塩相当量0.8〜1.3 gが目安です(配合と量により変動。参考: 文部科学省成分表の値に基づく概算/おいしい健康)。 - Q. 作り置きの保存期間は?
A. 清潔に作って密閉し、冷蔵で1〜2日が目安です。きゅうりの歯切れを保つなら、具材と合わせ酢を別々にして、食べる直前に和えると良いです。
失敗しないコツと保存方法:臭み対策と日持ちの目安
- 臭み対策のコツ
- 缶汁は風味増しになりますが、全量ではなく小さじ単位で加えて味見を繰り返すと過度な生臭さを避けられます(参考: キッコーマンの「缶汁活用」)。
- しょうが汁・おろし生姜、柑橘の皮のごく少量を加えると爽やかさが増し、臭いが気になりにくくなります。
- 具材はよく冷やしてから和えると、香りの立ち方が穏やかで上品にまとまります。
- 作り置きと保存
- 完成品は清潔な容器に入れ、冷蔵1〜2日が目安。水分が出やすいので、汁気が多い場合は食べる直前に軽く切って味を再調整します。
- 長期保存・冷凍は不向きです(きゅうりの食感が劣化)。カニ身だけを小分け冷凍し、当日は野菜と和える方法なら品質を保ちやすいです。
- よくある失敗と改善
- 「べちゃっとする」→ きゅうりの塩もみと水切りを丁寧に。和える順番は「野菜→カニ」の順で、カニを崩さず短時間で仕上げます。
- 「味がぼける」→ 酢と砂糖を控えめに配合し、食べる直前にひとつまみの塩かしょうゆ数滴で味を締め直します。
アレンジ例:五目にしたり野菜や春雨を加える応用レシピ
- 五目酢の物(例)
- 具材例: カニ、きゅうり、わかめ、にんじん(細切り)、みょうが(小口)、または春雨
- 差分: 彩り野菜が増える分、水分が出やすいので合わせ酢はやや濃いめ、春雨はしっかり湯切りしてから和えます。ヘルシー副菜としての位置づけはそのまま活かせます(参考: おいしい健康の「カニの五目酢の物」)。
- 手早くできる簡単アレンジ
- 柑橘アレンジ: 酢の一部を柚子果汁やすだちに置き換え、皮のすりおろしをひとつまみ。
- 旨味プラス: だし少量、白だし小さじ1/2、白ごまや炒りごまでコクを補う。
- 食感アップ: きくらげ(戻し)、セロリ薄切り、オクラ小口などを加えると噛みごたえが出ます。
作る前に押さえておきたい要点まとめと次のアクション
- レシピの要点
- 材料: カニ(缶・加熱済み)、きゅうり、わかめを基本に、必要ならカニカマで代用も可。
- 合わせ酢: 「酢:砂糖:しょうゆ=約4:2:1」を基準に、カニ缶の塩味や缶汁の有無で微調整。
- 下処理と手順: きゅうりは塩もみ→しっかり水切り、野菜→カニの順でさっくり和える。
- 買い物・時短チェックリスト
- 米酢(または好みの合わせ酢)、砂糖、しょうゆ、だし(任意)
- カニ缶(または加熱済みカニ/代用ならカニカマ)、きゅうり、乾燥わかめ
- 風味付け用に生姜・柑橘皮があると上品に仕上がります
- 作り置きしたい日は、具(野菜)と合わせ酢を別容器にしておき、食べる直前に和えると食感が保てます
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