カニ漁はいつまで?地域別の禁漁と確認ポイント






カニ漁はいつまで?地域別の禁漁と確認法

更新日:2025-12-31

執筆:kani-tu.com コンテンツ編集部(産地取材と自治体規則の調査経験に基づく解説)

カニ漁はいつまでできる?地域ごとの漁期の決まり方と確認方法

「カニ 漁 いつまで?」という疑問への最短の答えは、種・性別・地域で大きく異なり、毎年の告示や協定で細かく決まる、ということです。代表例として日本海のズワイガニ(雄)は概ね春分前後で漁期が終わる地域が多い一方、県境で日付や条件が違うことが珍しくありません。

漁期(禁漁期間)とは何か

漁期は「いつ獲ってよいか/獲ってはいけないか」を区切る期間で、禁漁期間は産卵・成長を守るための時間帯です。対象は商業漁業だけでなく、遊漁(一般の釣り・採取)にも及ぶことがあり、サイズや漁具の制限とセットで規定されるのが一般的です。

漁期が県ごとに異なる理由(省令・協定の役割)

日本の漁業は国の許可が必要な「大臣許可漁業」と、都道府県が所管する「知事許可漁業」に分かれ、資源管理の方法も異なります。たとえば、ズワイガニの一部では漁獲上限を事前に割り当てるIQ(個別割当)制度等で管理され、ルールは省令・県規則・協定が重層的に支えます。

また、「特定大臣許可漁業等の取締りに関する省令」や地域の資源管理協定で、漁期・サイズ・漁法が定められ、かご漁法についても地域により許否が分かれると紹介されています。

出典:日本海かにかご漁業協会の資料PDF:日本海かにかご漁業協会の資料PDF

また、解説記事としてmarutsu.jpの解説記事も参考になります。リンクは以下です:marutsu.jp 解説記事

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松葉ガニとズワイガニの漁期・漁獲規制の違いを分かりやすく解説

一般に「松葉ガニ」は山陰や但馬などで水揚げされる雄のズワイガニの地域ブランド名で、種はズワイガニです。違いは生物学的差よりも産地表示・選別基準・サイズ呼称などのブランド運用にあり、漁期は各県・各協定で定められます。

松葉ガニ(地域例と規制の特徴)

・山陰各県では雄ガニをブランド基準で選別し、タグ付けして出荷するのが特徴です。雌ガニについては資源保護の観点から、雄より短い漁期や厳格なサイズ制限が設けられる場合が多い傾向があります。

・漁法は底びき網が主流ですが、地域により利用可否や条件が異なる漁具(例:かご等)が存在します。

ズワイガニ(漁期・漁法の規制)

・ズワイガニの漁期は「雄・雌」で分けて設定されることが一般的で、禁漁期間は資源保護の要です。

・かご漁法の扱いは地域差があり、許可・禁止・条件付き許可などがあり得ます。遊漁での採捕は多くの県で厳しい制限や禁止がかかります。

種ごとの資源保護措置(サイズ・漁期設定の意図)

– 産卵期に禁漁とし、未成体の成長を待つサイズ基準を設けるのが基本です。

– 雌ガニの保護、脱皮サイクル、沿岸資源の回復など、科学的・経験的知見に基づく「時期・サイズ・漁具」の三点管理が組み合わせられます。

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主要県の禁漁期間一覧:鳥取・石川・愛知などの具体的な期間例

鳥取県のズワイガニ禁漁期間(例:3月21日〜11月5日)など、県ごとに「いつまで漁ができるか」が違うため、最新は必ず公式でご確認ください。

– 日本海側の雄ズワイガニは、概ね春分後から解禁前日までが禁漁の地域例として知られます。鳥取周辺でも「3月21日〜11月5日」相当の例がしばしば参照されますが、年や条件で変わり得るため、県の最新告示・漁協情報で必ず確認しましょう。

– 石川県:遊漁ルールブック(海面編)で、海面での採捕の可否・道具・期間等の制限が詳述されています(出典:石川県 遊漁ルールブック(海面編))。

– 愛知県:遊漁者のカニ類を捕る方法について、火光利用たも網やカニ網の使用禁止など具体的な制限が示されています(出典:愛知県 遊漁者のカニ類)。

– 日本海かにかご漁業協会(資源管理・許認可の概要)

出典URL集:日本海かにかご漁業協会 資源管理・許認可の概要, marutsu.jp 解説記事, 石川県 遊漁ルールブック PDF, 愛知県 遊漁者のカニ類

その他の県の確認方法と注意点

その他の県の確認方法と注意点

– 県名+「遊漁 カニ」「禁漁 期間」「漁具 制限」で検索し、県庁水産ページのPDFやお知らせを確認する

– 期間だけでなく「漁具」「サイズ」「区域指定(保護区・港内)」も必ずチェックする

– 現地掲示とウェブ記載が異なる場合は、現地掲示を優先し、県へ照会する

よくある質問(FAQ)

Q. 松葉ガニの漁はいつまで?

A. 地域と年で異なりますが、山陰の雄ズワイガニは概ね3月20日前後で終了する地域が多い傾向です。必ず各県・各漁協の最新告示をご確認ください。

Q. ズワイガニの禁漁期間は地域で違う?

A. 県や協定で日付や条件が異なります。雌は雄より短期になることが多く、遊漁は別途の厳格な制限がかかる場合があります。

Q. カニ漁のかご漁法はどこで禁止されていますか?

A. 地域差があります。解説記事では一部地域を除き禁止の記載も見られますが、実際の可否は県規則・協定で決まります。

出典:marutsu.jp 解説記事

Q. 遊漁でカニを捕るときのルールは何ですか?

A. 県の遊漁ルールに従います。石川県や愛知県は具体的な漁具・方法の禁止例を公表しています。

出典:石川県 遊漁ルールブック PDF, 愛知県 遊漁者のカニ類

Q. カニ漁のサイズ規制は何cmですか?

A. 県や対象種で異なります。甲幅や甲長など測り方も指定されるため、対象県の規則で数値と測定方法を必ず確認してください。

Q. 禁漁期間は毎年変わることがありますか?どうやって最新情報を確認すればよいですか?

A. 変わることがあります。県の水産担当ページ、最新の告示PDF、漁協の案内、現地掲示をセットで確認し、不明点は電話で問い合わせるのが確実です。

かご漁法の制限と遊漁者が守るべき漁具・漁法のルール

かご漁法は資源や混獲への影響、区域の安全管理の観点から、地域により許可・条件付き・禁止のいずれかに区分されます。遊漁では「禁止または厳格な制限」の県が目立ち、違反は摘発対象になり得ます。

かごの地域で許可・禁止されているか

– かごの使用可否は県規則・漁協協定で細かく定められ、同じ県でも海域ごとに異なることがあります。解説記事では「一部地域を除き禁止」との紹介もありますが、実際の適用は各県の規則が決めます。

遊漁者が使える道具と禁止される漁具の具体例

– 石川県:遊漁ルールブックで、道具ごとの可否・数量・期間などを明示。

– 愛知県:火光利用たも網・カニ網の使用禁止など、カニ類の採捕方法に制限。

上記は代表例であり、他県では条件がまったく異なります。

許可が必要なケースと手続きの概略

– 一定規模・一定漁具の使用や、特定区域での採捕は、許可・届出・標識表示が求められる場合があります。

– まず県水産課に問い合わせ、必要に応じて漁協で区域・時間・数量の詳細説明を受け、許可証や標識の取り扱いを確認しましょう。

漁獲可能サイズの基準と違反した場合の罰則・処分

サイズ規制は未成体保護の要で、測り方を含めて規則に明記されます。数値は県・対象種で異なるため、必ず該当県の文書で確認してください。

一般的なサイズ基準の目安と測り方

– 測定基準は「甲幅(甲羅の横幅)」「甲長(甲羅の前後長)」「体長」などが指定されます。

– ノギスやスケールで直線計測し、規定値未満は即時リリースが原則です。

違反時の罰則(罰金・懲役など)と行政処分の例

– 漁業法・県の漁業調整規則に基づき、罰金等の刑事罰の対象になり得ます。

– 遊漁でも没収・指導・再犯で厳罰化などの行政措置が科される可能性があります。 詳細は各県規則をご確認ください。

重大な違反を避けるためのチェック方法

– 県の最新告示PDFで「サイズ」「測定方法」「例外規定」を確認する

– 現場で測定器を携行し、迷った場合は採らない・持ち帰らない

– 同行者全員でルール共有し、数量・時間・区域の上限を超えない

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釣り人・観光客が今すぐ守るべきチェックリストと参考リンク

現地に向かう前に、以下の5つを確認すれば違反リスクを大きく減らせます。

出かける前に確認する5項目(漁期・漁具・サイズ・場所・許可)

  • 漁期:対象種・雄雌・該当海域の禁漁期間を確認する
  • 漁具:使用可否・数量制限・禁止道具の有無を確認する
  • サイズ:最小サイズと測定方法を把握し、測定器を準備する
  • 場所:保護区・港内・立入禁止区・潮干狩り区域などの区分を確認する
  • 許可:許可・届出・標識が必要なケースの有無を確認する

県庁・漁業協会・法令の公式リンク集(参照先)

違反を避けるための現場での注意点

– 不安なら「持ち帰らない」を最優先にし、現地掲示の指示に従う

– 夜間・悪天時は誤採捕が増えがちなので、採捕自体を控える判断も大切です

– SNS投稿前に違反の恐れがないか再確認する(未成体・禁漁期間の掲載はトラブルの元です)

まとめ

– カニ漁が「いつまで」かは、種・性別・地域・年次の告示で変わるため、必ず公式最新情報で確認するのが安全です。

– 省令・県規則・協定により、期間・サイズ・漁具が重層的に管理されており、遊漁には独自の厳格なルールがあります。

– 出発前の「漁期・漁具・サイズ・場所・許可」の5点チェックと、県庁・漁協への事前照会がトラブル回避の近道です。

— 筆者メモ(経験に基づく補足):山陰・北陸の漁港取材では、同じズワイガニでも県境で告示やタグ運用が異なる実態を何度も確認してきました。迷ったら必ず「現地掲示+県の水産課」にあたるのが安心と言えるでしょう。

参考