なぜ正月にカニを食べるのか?正月においしくカニを食べる方法を伝授

カニマニア
大晦日や三ヶ日などでご家族や親戚の方たちと集まる機会がある方も多いでしょう。お正月の定番食材であるカニは、食卓にあるだけで華やかな雰囲気を演出してくれるのでとてもおすすめの食材です。

しかし、大量のカニをどのように調理しようか悩んでしまう方も少なくありません。そこで今回は、年末年始の準備をされる方におすすめしたいお正月においしくカニを食べる方法を徹底解説します。

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カニの旬はいつ?正月にカニを食べるのは旬で美味しいから?

年末年始に食べる機会が多いカニですが、冬の寒い時期に食べるイメージをお持ちの方も多いでしょう。

そこでここからは、意外と知られていないカニの旬の時期について詳しくご紹介します。正月になぜカニを食べるのか、そして正月の時期に旬をむかえるカニの種類、さらに正月におすすめの購入量について解説するので、ぜひ参考にしてください。

カニを正月に食べるのはなぜ?

日本では、古くから正月にカニを食べる習慣があります。カニを年末年始に食べるのには、次の2つの理由が考えられます。

▽カニを正月に食べる理由

  • 冬に旬をむかえるカニの種類が多い
  • 昔から縁起物として重宝されている

冬の寒い時期に旬をむかえるカニの種類が豊富なため、年末年始によく食べられています。正月の時期におすすめのカニの種類についてはこの後詳しくご紹介をしましょう。

さらに、カニは真っ赤な食材ということで祝い事にとても適している食材で、昔から縁起物として愛され続けてきました。

▽カニが縁起物として持つ3つの意味

  • 幸運や勝利をもたらす
  • 子宝に恵まれる
  • 金運が上がる

昔から、カニのハサミは幸運や勝利を引き寄せると考えられてきました。そのため、勝負事や受験、商談などがうまくいくという意味を持つのです。

さらに、カニはたくさんの卵をお腹に抱えて育てる生き物です。このカニの性質は水中にいる生き物の中でも稀なことで、このことから子宝に恵まれると古くから考えられてきました。

そのほかにも、カニの吹く泡がお金に例えられており、食べることで金運がアップするともいわれています。

このようにカニは祝い事の席で食べるということだけでなく、縁起物としての意味を強く持つ食材なのです。

正月の失敗しないカニの選び方

お正月のシーズンに旬をむかえるカニの種類を知っておくことで、おいしいカニを選ぶことができるでしょう。

日本で食べられている代表的なカニは主に次の4種類です。

▽日本で食べられる代表的なカニの種類

  • ズワイガニ
  • タラバガニ
  • 毛ガニ
  • 花咲ガニ

この4種類のうち「花咲ガニ」だけは夏の時期に旬をむかえますが、それ以外はちょうど1月あたりが食べ頃の季節ですのでお正月の季節にぴったりです。

上記のカニ以外にも、全国各地のブランドガニも、正月前後に旬をむかえるものが多いため、さまざまな種類のカニを楽しめる絶好の時期といえるでしょう。

正月が旬なカニの産地

正月に旬をむかえるカニの種類を理解すると同時に、カニの産地についてもしっかりと調べておくことが大切です。旬のカニの産地から選ぶように意識しましょう。

国内に流通している90%近くのカニは、アメリカやロシア、カナダからの輸入品です。大ぶりでしっかりしているものが多くありますが、国産のカニは味が濃く鮮度も高いためおすすめです。

▽カニで失敗しない国内の産地

産地 種類 旬の時期
北海道 タラバガニ 4〜6月

11〜2月

ズワイガニ 11月〜3月
毛ガニ 12〜2月
花咲ガニ 7〜9月
福井県 越前ガニ 12〜2月
兵庫県 津居山ガニ 11〜3月
島根県 松葉ガニ 11〜3月
福島県 松葉ガニ 11〜3月

カニの漁獲量第一位の北海道は、タラバガニをはじめ、様々な種類のカニを楽しめるでしょう。北海道以外にも、東北地方や北陸地方、山陰地方にもカニの有名産地がたくさん存在します。

複数の産地からカニを取り寄せて、それぞれのカニを食べ比べをしてみるのもおすすめの楽しみ方です。

正月に失敗しないカニを買う量

カニを購入する際に悩むのが購入する量です。少なすぎても物足りませんし、たくさん購入しすぎても保存するスペースがなくて困ってしまうでしょう。

カニの一人前の目安を理解しておくことで、購入する際に悩まずに済みます。

▽カニの一人前の目安

カニの種類 むき身(ポーション) 殻付き
食べる量 ふつう たっぷり ふつう たっぷり
1人前 500g 700〜800g 7〜800g 1kg
2人前 1kg 1.5kg 1.5kg 2kg
4人前 2kg 3kg 3kg 4kg
7人前 3.5kg 5.5kg 5.5kg 7.5kg

カニの一人前の目安は、大体500〜800gといわれています。むき身と殻付きで量が異なりますので、購入する際は注意しましょう。

正月に食べるのがおすすめな旬のカニ!

ここからはお正月シーズンにおすすめのカニの種類とそれらの特徴について詳しくみていきましょう。さらに、おすすめの通販サイトについてもご紹介するので、お買い物する際の参考にしてください。

ズワイガニ

カニの旨味や風味を思い切り楽しみたいという方におすすめなのが「ズワイガニ」です。北海道以外にも、「松葉ガニ」や「越前ガニ」など全国各地でブランドガニとして販売されています。

脚の部分がしっかりとしているため、カニしゃぶカニ刺しとしておすすめです。カニ味噌も濃厚でおいしいので、1杯購入して余すことなく楽しめる種類といえるでしょう。

▽ズワイガニの特徴

特長 ・身がぎゅっと詰まっていて、旨味や甘味が強い

・カニの旨味を楽しみたい人におすすめ

・カニ味噌の濃厚

旬の時期 11月〜3月
おいしい部位 ・親爪

・脚

・カニ味噌(毛ガニの方が旨味あり)

 値段  1杯|1kg 4,000〜5,000円

脚のみ|1kg 5,000〜8,000円

おすすめの産地 北海道、福井県、石川県、島根県、兵庫県
 おすすめの食べ方 カニ鍋、カニすき、カニしゃぶ、カニ刺し

 

ズワイガニを購入するなら「北釧水産

北釧水産は、創業以来30年以上豊洲をはじめとした全国の中央市場やカニ料理専門店との取引をしている老舗のカニ専門店です。

▽北釧水産の特徴

  • 季節に合わせた旬の毛ガニをいつでも楽しめる
  • 仕入れから出荷まで全工程を担当している
  • 安心のタグ付き毛ガニを購入できる
  • きめ細やかなサービスと安全の梱包体制で安心できる
  • 自社製造と連携工場で加工したカニしゃぶが名物

北釧水産でおすすめセットは本ズワイ&蟹ツメセット(各500g入り)(税込1万5,330円)です。北釧水産で一番人気の特大ズワイガニと超特大4Lサイズの蟹ツメの特別セットは、正月シーズンにぴったりの商品として人気があります。

タラバガニ

カニの王様とも呼ばれている「タラバガニ」は、プリプリとしたカニの食感を楽しみたい方におすすめです。大ぶりなのが特徴で、脚の部分にも、たくさん身が詰まっています。味は淡白であっさりとしているため、カニ鍋などで味付けをして食べるのがおすすめです。

タラバガニはカニ味噌の劣化が早く、食べることができません。そのため、1杯丸ごとではなく、脚のみで販売されるケースがほとんどです。

▽タラバガニの特徴

特長 ・大ぶりで食べ応えがある

・プリプリ食感がクセになる

・味は淡白であっさりとしている

・カニ味噌は食べられない

旬の時期 ・4〜6月

・11〜2月

おいしい部位 ・親爪

 

値段  1kg|4,000円〜1万円

※1杯丸ごとではなく、脚のみで販売されることがほとんど

おすすめの産地 北海道
 おすすめの食べ方 カニ鍋、焼きガニ

 

タラバガニを購入するなら「網走水産

網走水産は、30年以上の歴史を持つ北海道の名産品を取り扱う老舗の通販ショップです。海の幸だけでなく山の幸も多数取り扱っています。

▽網走水産の特徴

  • 30年以上の歴史を持つ老舗通販ショップ
  • 10年間で2,000トン以上の販売実績あり
  • 豊富なラインナップでリーズナブルな価格設定が魅力
  • 巨大冷凍庫で鮮度管理をしているからいつでも新鮮
  • 支払い方法も豊富

網走水産でおすすめセットはボイル本タラバガニカット 800g(税込1万4,500円)です。

獲れたてのタラバガニを茹でて急速冷凍しているため、鮮度が高く獲れたてのおいしさを楽しめます。殻がカットされた状態で届くので下処理をせずにすぐ食べられるのが魅力です。

毛ガニ

カニの身はもちろん、濃厚なカニ味噌を楽しみたい方は「毛ガニ」がおすすめです。毛ガニのカニ味噌は、ちょうどいい塩加減でおいしく食べられると人気があります。

毛ガニは、茹でたてを食べるのが一番おすすめです。冷凍毛ガニも、冷蔵庫で1日〜2日かけてゆっくりと解凍すれば、茹でたてと同じおいしさを楽しめるでしょう。

▽毛ガニの特徴

特長  ・身はプリプリとしており、旨味が強く、甘くて濃厚

・カニ味噌が濃厚で美味

・希少価値が高いため、価格が少々高め

旬の時期 12〜2月
おいしい部位 ・親爪

・脚

・カニ味噌

 値段 500g以内|5,000円前後

500g以上|1〜2万円

おすすめの産地 北海道、鳥取県、兵庫県

 

毛ガニを購入するなら「かにまみれ

かにまみれは、業界初の全品訳なし商品を取り扱う人気の通販ショップです。鮮度の高い高品質な商品を取り扱っていることから、顧客満足度は95%以上ととても高い評価を受けています。

▽かにまみれの特徴

  • 業界初の全品ワケナシ商品!最高品質へのこだわり
  • ボイル加工後の商品の重さを表記するから安心
  • 送料有料へのこだわり
  • ボイル冷凍でギュッとカニの旨味を楽しめる
  • ギフトページや贈答用ページがあるから選びやすい

かにまみれのおすすめ浜茹で毛ガニ【3~4特ランク堅蟹】はリピート率ナンバーワンの人気商品です。

最高ランクである「4特」の毛ガニを贅沢に詰め込んだセットは、一度食べたら病みつきになりますよ。2尾1kg前後(2〜3名用)が税込1万6,900円、4尾2kg前後(4〜5名用)が3万3,920円です。

正月におすすめのカニの食べ方をご紹介

ここからはお正月シーズンにおすすめのカニレシピをご紹介します。時短でかんたんに作れて、満足度の高い「カニ鍋」と「カニしゃぶ」の作り方をみていきましょう。

1.カニ鍋

カニ鍋は、大人数で集まる際に非常におすすめのお料理です。カニ鍋には、ズワイガニやタラバガニを使っていきましょう。

カニ鍋に使う出汁は、カツオや昆布ベースのうどん出汁のようなあっさりとしたお味のものがおすすめです。食べる際は、ポン酢などにつけて食べるのはもちろん、カニの風味を楽しみたい方は何もつけずにそのまま召し上がるのもいいでしょう。

▽カニ鍋の作り方

  1. 食べる10分前くらいに冷凍ガニを流水で急速解凍する
  2. ザルで水気を拭き取る
  3. 野菜(白菜、長ネギ、きのこ類など)や豆腐などの具材を用意する
  4. お好みの出汁を沸騰させる
  5. 沸騰した出汁にカニ以外の具材を入れて煮込む
  6. カニを投入し、3〜5分ほど加熱してできあがり

カニの身が十分に温まったら食べごろです。カニを加熱しすぎると、パサパサの食感になってしまいますので気をつけてください。

雑炊

カニ鍋の締めには、ぜひ雑炊がおすすめです。作り方もとてもかんたんですし、おうちにある材料で作れますので、ぜひお試しください。

▽カニ雑炊の材料(2人前)

  • ・ご飯…茶碗1杯分
  • ・卵…1個
  • ・麺つゆや醤油など…適宜
▽カニ雑炊の作り方

  1. 卵は溶いておく
  2. カニ鍋の野菜などの具材が気になる場合は取り除く
  3. スープが足りない場合は、麺つゆや出汁を使ってスープを作る
  4. スープに火をかけて、沸騰したらご飯を入れる
  5. ご飯に水分が入り込んだら、溶き卵を投入する
  6. 卵が半熟になったらできあがり

お好みでポン酢を垂らして食べるのもおすすめです。スープはご飯がひたひたに浸かるくらいの量を用意してください。

うどん

カニ雑炊と同様、カニ鍋の後の締めにはうどんもおすすめです。カニ鍋うどんを作る際は、冷凍うどんを使うと手軽に作れます。

カニ雑炊と同じように十分な量のスープを用意し、スープが沸騰したらうどんを煮込んでいきます。お好みで卵や薬味を散らして完成です。

「年越しそば」ならぬ、「年越しうどん」や「年明けうどん」としてもおすすめですよ。

2.カニしゃぶ

カニ料理の定番といえば、カニしゃぶを思い浮かべる方も多いはずです。カニしゃぶも蟹鍋と同様、作り方がとてもシンプルで、カニしゃぶ用に加工されたむき身と出汁の調味料さえあれば誰でもかんたんに作れます。

▽カニしゃぶの作り方

  1. 鍋に水(1,000ml)と昆布(5g)を入れて30分ほど浸す
  2. 水と昆布が入った鍋を火にかけて、沸騰直前に昆布を取り出す
  3. 野菜(水菜、長ネギ、しめじなど)を鍋に投入する
  4. カニしゃぶ用に加工されたむき身を出汁にくぐらせたらできあがり

カニのレアな食感を楽しみたい方は3〜5秒程度、食べ応えのあるウェルダンの状態で楽しみたい方は10秒前後しゃぶしゃぶしていきましょう。好みの加熱具合でカニ本来の味や旨味を堪能してください。

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2022.09.23