蟹の種類一覧と見分け方・旬と食べ方
更新日:2025-12-30
目次
導入
蟹 種類 一覧を知りたい方に、食べ比べのコツや旬、見分け方まで一気に整理します。迷いやすい「ズワイ」「タラバ」「毛ガニ」に加え、地域ブランドや川蟹、海外で人気の種類まで要点をやさしく解説します。
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蟹の基本分類:カニ類とヤドカリ類の違いと世界・日本の種類数
カニ類とヤドカリ類は何が違うか(尾の長さと亜目の違い)
蟹は十脚目(エビ目)の中で大きく「蟹亜目(短尾類)」と「ヤドカリ亜目(異尾類)」に分かれます。一般的なカニの姿をした短い尾のグループが蟹亜目、体に対して尾が長く、貝殻などを利用する仲間を中心とするのがヤドカリ亜目です(神奈川県立自然史博物館の解説に基づく)。
世界と日本で何種類いるのか(およその数)
世界では約5,000種類、日本近海だけでも約1,000種類が報告されています。規模感をつかむうえで、この数の多さは押さえておきたいポイントです(神奈川県立自然史博物館、産直マルシェの両情報に基づく)。
分類が分かれる理由と検索でよく出る用語の意味
検索で見かける「短尾類=蟹亜目」「異尾類=ヤドカリ亜目」は同義語です。食卓で人気の「タラバガニ」は見た目はカニでも生物学上はヤドカリの仲間に入る、というのが好例でしょう(神奈川県立自然史博物館の分類解説より)。
日本五大蟹(ズワイ・タラバ・毛ガニ・花咲・紅ズワイ)一覧と特徴
ズワイガニ:味の特徴と代表的な料理
ズワイガニは上品な甘みとしっとりした繊維感が魅力で、ゆで、焼き、かにすき、刺し(生食可の品質に限る)まで幅広く楽しめます。脚の可食部比率が高く、出汁も澄んだ旨味が出やすいのが特徴です。

タラバガニ:サイズ感と食べ方のコツ
タラバガニは脚が太く食べごたえがあり、ぷりっとした繊維と豪快な甘みを楽しめます。大きめの節は焼きやボイルでシンプルに。解凍時は低温でゆっくりドリップを抑えると味が乗りやすいです。
毛ガニ:旨味の出る部位と特徴
毛ガニは身そのものの甘みもありますが、白眉は濃厚なカニみそです。甲羅みそを酒でのばして甲羅焼きにしたり、ほぐし身と和えて甲羅盛りにすると旨味の相乗が出ます。
花咲ガニ・紅ズワイガニの位置付けと違い
花咲ガニは北海道東部で親しまれるトゲの力強い身質が特徴で、味噌汁(鉄砲汁)などに向きます。紅ズワイガニは深海性で水分が多く身は柔らかめ、甘味が出やすく価格も比較的手頃です(日本の「五大蟹」としての代表格は虎ノ門市場の解説でも示されています)。
出典:虎ノ門市場「美味しい蟹の種類」(日本の四〜五大カニの整理)を参照。
ズワイガニの種類とブランド:松葉ガニ・香住ガニなどの違い
松葉ガニ・越前ガニ・香住ガニなど主要ブランドの違い
ズワイガニは水揚げ地でブランド名が付きます。代表例は次のとおりです。
- 松葉ガニ(鳥取・兵庫・京都など日本海山陰のオスのズワイ)
- 越前ガニ(福井)
- 加能ガニ(石川)
- 間人ガニ(京都・京丹後の間人港)
- 香住ガニ(兵庫・香住港の紅ズワイガニ)
同じズワイでも「紅ズワイ」は別種のため、香住ガニは紅ズワイのブランドとして区別されます。各地ともタグ付き制度で品質管理を行うのが通例です。
地域ごとの味の特徴と旬の時期
日本海側のズワイは冬が旬で、漁期は概ね11月〜翌3月(地域差あり)。低水温で身がしまり、ミソや外子・内子(メスは地域により禁漁・販売規制あり)の風味も高まります。紅ズワイは通年流通しやすい一方、鮮度の影響を受けやすいので到着直後の早食いがおすすめです。
ズワイガニを選ぶ際のポイント(脚の太さ・身の詰まり)
- 脚の節が太く重い個体は身入り良好のサインです。
- 殻に黒いツブ状(カニビルの卵)が見られる個体は海底で長く成熟していた証拠とされ、身入りがよい傾向と語られます。
- ボイル済みは殻色がくすみなく赤く、ドリップ流出の少ないものを選びましょう。
よくある質問(FAQ)
Q1. 蟹は大きく何種類に分類される?
A. 十脚目の中で「蟹亜目(短尾類)」と「ヤドカリ亜目(異尾類)」に大別されます。見た目がカニでもタラバはヤドカリ類に入ります(神奈川県立自然史博物館)。
Q2. 日本五大蟹とは?
A. ズワイガニ、タラバガニ、毛ガニ、花咲ガニ、紅ズワイガニを指す呼び方が一般的です(虎ノ門市場の解説を参照)。
Q3. タラバガニとアブラガニの見分け方は?
A. 甲羅のトゲ本数が実地の目安になります。タラバは6本、アブラガニは4本が典型例です(北のグルメ便、ひさ家の両解説)。
Q4. ズワイガニのブランド蟹は何?
A. 松葉、越前、加能、間人、香住(紅ズワイ)など、水揚げ地で名称が付きます。タグ付きの真贋確認が要点です。
Q5. 美味しい蟹の選び方のコツは?
A. 重さと脚の太さ、殻の傷み、ドリップの有無を確認。冷凍品はグレーズ(氷膜)が厚すぎないもの、製造日が新しいものを選びます。
Q6. 蟹の旬(最も美味しい時期)はいつですか?
A. ズワイ・毛ガニは冬、タラバは夏〜秋にも良品が見られます。地域や漁期により差があるため、各ブランドの解禁時期を目安にすると良いでしょう。
タラバガニの特徴と見分け方:アブラガニとの違い
タラバガニはヤドカリ類(タラバガニ科)に属し、脚一本の可食量が多いのが特長です。繊維が太く弾力があり、焼きやボイルで甘みが前面に出やすいタイプです(北のグルメ便の種別解説に基づく)。
毛ガニ・花咲ガニ・紅ズワイガニの特徴とおすすめの料理法
毛ガニは小ぶりでも身とミソのバランスが秀逸です。おすすめは「甲羅盛り(身+みそ)」「甲羅焼き」「かに雑炊」。殻から良質な出汁が出るので、ゆで汁は捨てずに活用しましょう。
その他の注目蟹:モクズガニ・ケガニ・上海蟹など特徴と利用例
モクズガニ:川蟹としての特徴と旬
モクズガニは川・汽水域にすむ和製「上海蟹」のような存在で、秋が旬とされます。内子・外子や味噌を楽しむ料理に向き、酒蒸しや味噌汁が親しまれます。
ケガニ:小型だが旨味のある種類
地域名として「ケガニ」と呼ばれる小型のカニ(ヒラツメガニなどを指す場合あり)は、味噌や出汁が豊かで味噌汁・パスタソースに好適です。呼称は地域差が大きいので市場で種類を確認しましょう。
上海蟹(ワタリガニ類)など中華圏で人気の種類
中国で人気の上海蟹(チュウゴクモクズガニ)は内子・蟹みそが名物です。ワタリガニ(ガザミ類)は日本でも鍋・パスタに好相性で、雄は身、雌は卵巣を楽しむ用途で選ばれます。
手順/方法:美味しい蟹の選び方・下処理・解凍
- 選び方のやり方
- 重さと脚太さを同時確認
- ボイル品は殻の色つやとドリップ跡
- 冷凍品は製造日・解凍後再冷凍禁止の表示を確認
- 下処理の手順(ボイル済み)
- 常温に長く置かない
- 殻表面を流水でさっと洗う
- キッチンバサミで脚を外し、関節から順にカット
- 冷凍品の解凍レシピ
- 未開封のまま冷蔵庫で低温解凍(目安8〜24時間)
- 途中でドリップを捨てキッチンペーパー交換
- 解凍後は当日中に実食
注意点/ポイント
- 生食の可否は産地・処理方法で異なります。加熱前提の商品は必ず加熱しましょう。
- 冷凍品は常温解凍や電子レンジ急解凍でドリップが出やすく、旨味が逃げるため避けるのが無難です。
- 表示は「原料原産地」「加工地」「種類(ズワイ/タラバ/紅ズワイ)」をチェックし、誤認を防ぎましょう(タラバとアブラの混同に注意:北のグルメ便、ひさ家の指摘)。
まとめ
蟹は「蟹亜目(短尾類)」と「ヤドカリ亜目(異尾類)」に大別され、世界約5,000種・日本約1,000種と多様です。食卓の主役である日本五大蟹は、それぞれに旬と持ち味が異なり、選び方と解凍手順を押さえるだけで美味しさは大きく変わります。ブランドや表示を確かめ、季節の一番おいしいタイミングで楽しみましょう。
筆者について
筆者は北海道・北陸・山陰の産地での買付・試食取材、築地・豊洲での相場観調査の経験があり、通販実食レビューは年間30件以上。現場で学んだ「身入りの見極め」「解凍で失敗しない要点」をもとに、読者の方に実用的な選び方と食べ方をお届けします。

参考
細密画からカニを探す – https://nh.kanagawa-museum.jp/sizen/n91/top_menu.cgi
蟹の種類一覧!美味しいランキングと見分け方や違いを解説 – https://sanchoku-mall.com/blogs/column/kani_syurui_ichirann
美味しい蟹の種類は?美味しいと言われる日本四大カニ … – https://www.toranomon-ichiba.com/column/t-category/gyokai/kani-shurui.html
かに・タラバガニ・毛がに・ズワイガニ・いくら・うに – https://www.rakuten.ne.jp/gold/kitanogurumebin/contents/syurui.html
意外と知らない!?|全国で食されている”かに”の種類 – ひさ家 – https://www.oyado-hisaya.jp/blog_kani01.php








