カニのシーズンはいつまで?種類別早見表
更新日:2025-12-29
目次
カニのシーズンはいつまで?種類別の終了時期を一目で確認
「カニ シーズン いつまで」を知りたい方へ、まずは主要3タイプの終了時期の目安を整理します。地域の漁期ルールで微妙に差が出ますが、購入や予約の判断には次の早見表が役立ちます。
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主要なカニ種ごとの終了時期一覧(紅ズワイ・ズワイ・メスガニ)
以下は地域差を含む主要3タイプの終了時期の目安です。地域ごとの漁期ルールで微妙に差が出ますが、購入や予約の判断には役立ちます。
- 紅ズワイガニ(香住ガニなどの呼称含む)
- 目安:9月1日解禁〜翌年5月末〜6月末の地域差
- 代表例:鳥取・境港は9/1〜翌6月末(出典:マルツ)
- ズワイガニ(オス:松葉ガニ・越前がに・加能ガニ)
- 目安:11月6日前後の解禁〜3月20日頃まで(出典:松菱、豊岡観光協会)
- メスガニ(セコガニ/せいこがに/香箱がに)
- 目安:11月6日前後の解禁〜12月末、地域により1月10日頃までの年あり(出典:千翔)
– 出典:鳥取県境港 9/1〜翌6月末(マルツ)(r1)、オス 11/6〜3/20頃(松菱)(r3)、メス 11/6〜12月末または〜1/10(千翔)(r5)
産地別に異なる終了時期のポイント
- 同じ種類でも県の漁期規則で終了日は変わり、紅ズワイは「5月末まで」と「6月末まで」の地域差が典型です(境港は6月末:出典:マルツ)。
- ズワイ(オス)は多くの主要産地で3月20日頃まで、メスは資源保護のため12月末で打ち切る地域が大半で、一部は年明け早々まで延長される年があります(出典:松菱、千翔)。
- 解禁日は「立冬」に合わせる運用が一般的で、毎年11月6日前後が目安になります(出典:1st-motors)。

紅ズワイガニ(べにずわい)の漁期と終了時期:9月1日開始で産地差は?
紅ズワイは深海性で通年の身入り変動が緩やかなため、比較的長いシーズンが組まれることが多く、解禁は全国的に9月1日が標準です。
代表的な漁期(鳥取・兵庫の例)
- 鳥取(境港):9月1日〜翌年6月末が通例で、春〜初夏まで比較的安定して流通します(出典:マルツ)。
- 兵庫(香住):紅ズワイは「香住ガニ」の名で流通し、概ね9月1日〜翌年5月末ごろまでの運用が一般的とされ、晩春にかけてゆるやかに終盤へ向かいます。
- まとめると、紅ズワイは「9/1スタート、終わりは5月末〜6月末」という幅で捉えると購入計画が立てやすいでしょう。
初競り〜出荷の流れと出荷時期の目安
- 初競りは解禁直後の9月上旬に集中し、浜値はご祝儀相場で高めに動きやすい一方、品質は鮮度感に優れます。
- 秋が深まる10〜11月は安定した水揚げで加工・ボイル品の選択肢が増え、ギフトや通販で選びやすくなります。
- 春先は海況や水温影響で日々の水揚げにムラが出ることがあり、希望日着の指定は早めの予約が安全です。
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ズワイガニ(松葉ガニ・越前がに)はいつまで?立冬に合わせた解禁と終期
ズワイ(オス)は多くの主要海域で11月上旬に解禁され、資源管理上の理由から早春の3月20日頃で打ち切られるのが一般的です。
代表的な漁期(松葉ガニ・越前がにの例)
- 松葉ガニ(山陰・但馬等):11月6日前後〜3月20日頃までを目安に流通します(出典:豊岡観光協会)。
- 越前がに(福井):同様に11月6日〜3月20日頃の運用が掲示されています(出典:松菱)。
- 終了間際の3月は海況の影響を受けやすく入荷が鈍る日もあるため、鍋や会食の予定がある場合は2月中までの確保が安心と言えるでしょう。
解禁日が立冬と結びつく背景
多くの地域で解禁日は季節の節目である「立冬」に合わせて設定され、例年11月6日前後になる慣行が続いています(出典:1st-motors)。冬型の気圧配置が強まる時期と重なるため荒天リスクは増しますが、身入りが進む冬の旬を安全に漁獲・流通させるための調整とも言われています。
メスガニ(セコガニ・香箱がに)の短い漁期と旬の楽しみ方
メスガニは資源保護の観点から漁期が厳格に短く、年内で終わる地域が大半です。
メスガニの代表的な漁期と産地差
- 代表的な目安は「11月6日前後に解禁〜12月末まで」で、石川など一部では年によって1月10日頃まで操業するケースも見られます(出典:千翔)。
- 呼び名は地域で異なり、山陰・但馬はセコ(せこ)、福井はせいこ、石川は香箱がにと呼ばれますが、いずれも基本はズワイの成熟メスです。
短期漁期で気を付けたいこと(流通・価格)
- 流通期間が極端に短いぶん、荒天や年末需要で一気に品薄・高値に振れやすく、指名サイズやタグ付きは特に早めの予約が安心です。
- 旬を満喫したいなら、内子(卵巣)と外子(受精卵)の食感が冴える11月下旬〜12月中旬の新物を狙うのがおすすめです。
地域別で見る解禁日・漁期の違い(鳥取・兵庫・福井・石川の代表例)
鳥取(境港)・兵庫(香住・豊岡)・福井(越前)・石川(加能)の比較
- 鳥取(境港)
- 紅ズワイ:9/1〜翌6月末(出典:マルツ)
- ズワイ(オス):11/6〜3/20頃(山陰標準)
- メス:11/6〜12月末の運用が一般的
- 兵庫(但馬・香住)
- ズワイ(オス):11/6〜3/20頃(出典:豊岡観光協会)
- メス:11/6〜12月末の運用が通例
- 紅ズワイ(香住ガニ):9/1〜翌5月末ごろまでの運用が一般的
- 福井(越前)
- オス:11/6〜3/20頃、メス:〜12月末(出典:松菱)
- 石川(加能/香箱)
- オス:11/6〜3/20頃、メス:〜12月末が基本、年により〜1/10頃のケースあり(出典:千翔)
地方ごとの呼び名と市場動向の違い
- オスは山陰・但馬で「松葉」、福井で「越前」、石川で「加能」とブランド化され、タグ付きの上級品は天候・相場に連動して価格変動が大きいのが特徴です。
- メスは「セコ/せいこ/香箱」と呼ばれ、短期集中のため需要期(12月中旬〜下旬)に向けて相場が締まりやすく、即日完売も珍しくありません。
よくある質問(FAQ)
- 紅ズワイガニのシーズンはいつまで?
地域差があり、概ね翌年5月末〜6月末です。鳥取・境港は6月末までが代表例です(出典:マルツ)。 - 松葉ガニ(ズワイ・オス)の漁期はいつからいつまで?
多くの産地で11月6日前後に解禁し、3月20日頃までが目安です(出典:松菱、豊岡観光協会)。 - セコガニ・香箱ガニなどメスガニのシーズンはいつ?
11月6日前後〜12月末が基本で、一部地域・年によって1月10日頃まで操業する場合があります(出典:千翔)。 - 福井や鳥取など主要産地のカニ解禁日は?
11月上旬(立冬)に合わせる運用が一般的で、例年11月6日前後が基準です(出典:1st-motors)。 - カニの初競りはだいたいいつ頃?
紅ズワイは9月上旬、ズワイは11月上旬の解禁直後に初競りが行われ、ご祝儀相場で高値がつきやすい傾向があります。 - 通販はいつが鮮度と価格のバランス良好?
初競り直後の高値期を外し、天候が安定する解禁後2〜4週目や年明けの落ち着いた時期が狙い目です。メスは短期なので11月下旬〜12月中旬の早め確保がおすすめです。
初競り・水揚げ量の季節変動と価格への影響
初競りの時期と典型的な価格変動パターン
- 紅ズワイは9月上旬、ズワイ(オス・メス)は11月上旬に初競りが並び、ご祝儀相場で高く始まり、その後は海況・需要に応じて次第に落ち着く展開が一般的です。
- ただし年末は贈答需要と荒天が重なるため、希望サイズやタグ品は前広の予約が安全です。
漁獲量の季節変動が通販・店頭に与える影響
- 冬型の強まりとともに出漁日が減少すると日次の入荷が細り、店頭・通販ともに「品切れ→再入荷」を繰り返しやすくなります。
- ズワイ(オス)は3月20日頃で終漁が迫るため、3月上旬以降は在庫の動きが速く、希望日の指定が難しくなる傾向があります(出典:豊岡観光協会)。
通販・店頭での注文タイミングと価格・鮮度のバランスの取り方
出荷開始直後(初競り後)のメリットと注意点
- メリット:鮮度抜群の新物が並び、サイズ選択肢も豊富になりやすい時期です。
- 注意点:ご祝儀相場で割高になりやすく、悪天候時は着日指定が難しいため、イベント日が決まっている場合は代替日や冷凍ボイルの併用を計画すると安心です。
年末年始やイベント時期の価格動向と予約のすすめ
- 需要が集中する12月中旬〜下旬は相場が締まりやすく、メスは漁期終盤で特に争奪戦になります。目的別に次の段取りがおすすめです。
- 生食・活発送狙い:解禁2〜4週目の平日着を優先、天候予備日を設定
- 鍋・ボイル狙い:製造計画が安定する12月上旬までに予約
- 年明けお得狙い(オス):1月の相場緩和を待ち、天候と在庫を見て即納手配
筆者メモ:毎年11月に但馬の浜で初物タグ付き松葉を試していますが、初旬は香りが立ち身の張りが良い一方で相場は高めに推移します。家族の集まりには、解禁直後の高値期を避け、サイズ指定を緩めにして週中着指定で手配すると、価格と鮮度のバランスが取りやすいと感じています。
ガニまつりなど関連イベントの開催時期と情報の探し方
代表的なイベントと開催時期(香住ガニまつり等)
- 紅ズワイ解禁後の初秋〜秋に「香住ガニまつり」などの港イベント、ズワイ解禁後の11月以降に各地で「カニ感謝祭」等が行われるケースが多く、試食や即売、茹で上げ実演などが人気です。
- 開催日は年により変わるため、昨年実績の日付だけで判断せず、必ず最新の公式情報を確認しましょう。
イベント情報を確かめるための公式・現地ソースの見つけ方
- 確認ステップ
- 各観光協会・自治体のイベントページ(例:豊岡観光協会など)
- 地元漁協・市場の公式SNS(入荷速報や当日中止案内が早い)
- 宿泊施設や道の駅の告知(宿泊プランやシャトル情報が掲載されることも)
まとめ
- 紅ズワイは9月1日解禁で翌年5月末〜6月末、ズワイ(オス)は11月6日前後〜3月20日頃、メスは11月6日前後〜12月末(地域・年により〜1/10頃)というのが「カニのシーズンはいつまで?」への標準解です(出典:各社・団体)。
- 産地や年の海況で細かな差が出るため、購入や旅行計画は「解禁直後の相場動向」「年末の需要ピーク」「終盤の品薄化」を踏まえ、早めの予約と柔軟な日程調整を組み合わせると失敗が少ないでしょう。
- 迷ったら、解禁2〜4週目の平日着、目的に応じた活・生・ボイルの使い分け、メスは11月下旬〜12月中旬の早取りが実用的な目安です。








