【2022年最新】カニの相場はいくら?5種類のカニを徹底比較

カニマニア
昨今のコロナ禍、ウクライナ情勢など、何かと暗い話題の多いこのご時世に追い打ちをかけるように、様々なモノの物価高騰も止まる気配がありませんよね。

さてそんなモノの中でも、人間として生きている限り避けるわけにはいかない「食物」のひとつで、冬の鍋といえばこれ(!)という「カニ」について現在の値段の相場をカニの種類別に解説していきたいと思います。

「カニを食べたいけど、家計でのやりくりを考えるとね・・」

「やっぱり冬にはカニすきは欠かせないでしょ!」

など様々なご意見をお持ちの皆さんかと思いますが、早速いってみましょう!

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カニの過去3年の相場推移を見ると価格は値上がり傾向

価格上昇

冬の味覚の代表格ともいえる「カニ」の値段は、ここ近年高騰し続けているのが現状です。

その理由としては、以下の3点があげられます。

▽カニが高騰している原因

  • まず日本海がカニ漁獲の大きな舞台になる中、日本に限らず、北朝鮮、韓国といった近隣国の乱獲により、カニそのものの量が減っていること。
  • ズワイガニなどの輸入ガニのうち、ロシアからの輸入が大幅に減少していること。
  • 近年の地球温暖化などの環境問題によるカニの餌減少などで、カニ自体の数が減少していること。

 

カニは日本でも人気の食材で、冷凍されたものも多く販売されています。それでも季節変動があり特にシーズンの冬は高くなる傾向にあります。またその年の漁獲量によっても変動するものです。漁獲量は農林水産省の統計済の最新データである、2021年が213トンと前年比から6トン増、輸入量も増加傾向ですが、今年は各種のニュースを調べてみると、ウクライナ情勢の影響もあり、減少傾向にあるといいます。

1年間の相場を見れば過去5年の平均は、

  • ピークの1月:平均1kgあたり3,500円以上
  • シーズンオフの4月〜10月:2,000円前後

また、過去3年の相場推移は過去5年の平均値よりも高く、

  • 2017年1月:1kgあたり3,400円
  • 2021年1月:1kgあたり4,000円

となっています。1月の平均相場でみれば、カニは高くなっているものです。一方で、それ以外のシーズンはおおむね2,000円台で推移しておりシーズン中と比べるとそれほど値上がりはしていません。

もっともよく食べられているズワイガニの特徴と相場

 

特徴

ズワイガニは、細長い10本の足が特徴で日本でよく食べられているカニです。そのため、スーパーなどでよく見かけます。塩ゆでしたり、焼いたり、また蒸し料理など幅広く使われ、カニすきや刺し身などさまざまな料理を楽しむことができます。

相場

  • 1kgあたり2,500円〜4,000円

これは1杯まるごとの価格で、脚のみで売られているものは1kgあたり7,000円から8,500円程度が相場になります。サイズとしては、Sサイズ約350g、Mサイズ500g、Lサイズ1kgに分けられており、大人1人であればSサイズ、家族2、3人ならMサイズがちょうどいい量です。ズワイガニは比較的流通量の多いカニであり、漁獲量もあるため、価格も他のカニと比べてお得です。

冬の味覚のタラバガニの特徴と相場は?

 

特徴

タラバガニは、脚が8本で冬の味覚としても知られる大ぶりの美味しいカニです。一般的にカニは脚が10本なのですが、タラバガニは生物学的にはヤドカリの仲間であり、このことから脚の数が異なります。味は、さっぱりとした淡白な味で引き締まった身が脚には詰まっています。冬の味覚であり、良い出汁が取れるためカニ鍋にして食されるのが一般的です。

相場

  • 1kgあたり5,000円〜8,000円

スーパーなどで売られているものは、脚のみといったことも多くその場合の1kgの相場は5,000円から8,000円程度です。まるごと売られているというケースは少なく、特に傷みやすいカニ味噌部分は抜かれていることがほとんどです。1肩の重さは約1kgから1.5kgが一般的で、まるごとの場合にはSサイズ500g、Mサイズが1kgです。

高級ブランドの松葉ガニの特徴と相場について

松葉ガニ
特徴

松葉ガニは、ズワイガニのうち山陰地方で水揚げされたものを指すもので、ブランド名です。松葉ガニとは言うものの水揚げされる漁港によって、独自のブランドを持っているものです。厳密な漁業管理がされているため漁獲できるシーズンが冬場に限られます。

相場

  • 1kgあたり15,000円〜30,0000円

松葉ガニは、身の入り方など細かくチェックされランキング分けされています。そのため、価格も相場が1kgあたり15,000円から30,0000円と違いがあります。さらに生のものは、その時の天候や漁獲量によってもかなり左右されます。また食べる部分が多いオスは価格が高いですがメスは安くなっており、メスの中でも卵を持つものはセコガニと呼ばれ珍味として扱われます。このように不安定な漁獲高や価格であるためスーパーなどでは、あまり扱われないカニです。

丸っこいながらも美味と評判の毛ガニの特徴と相場は?

 

特徴

毛ガニは、その名の通り殻の部分に短い毛が生えているカニで、その他のカニと違い脚も短く丸っこい形をしている種類です。脚が短いためカニ肉の量が少ないものですが、そのぶんカニ味噌が美味とされます。甘く旨味がたっぷりで、特に塩ゆでや蒸すなどシンプルに調理されたものが食べられます。

相場

  • 1kgあたり5,000円〜6,000円

毛ガニの価格は1kgあたり5,000円から6,000円程度でサイズは約400gから600gあたりが一般的です。カニ味噌の量は大きさに左右されないので、400g程度のものでも十分楽しめます。

漁獲量が少ないものの美味な花咲蟹の特徴と相場

 

特徴

花咲蟹は、タラバガニと同じヤドカリの仲間であり脚は8本です。北海道の花咲半島近辺で多く漁獲されるもので、花のような鮮やかな赤色をしたものです。身はエビに近いとされプリプリとした食感を楽しめ、そのまま茹でたり、蒸して食べるだけでなく殻から出る濃厚な出汁を味わう鉄砲汁も有名です。

相場

  • 1kgあたり6,000円〜8,000円

花咲蟹は、1kgあたり6,000円から8,000円程度で、サイズはMサイズで約600g、Lサイズで約1kgとなっています。

カニマニアが教える市場で買うときのポイント

カニを店舗で購入するのによく言われるのは、市場とスーパーのどちらで買うほうがいいのかということです。

まず新鮮さを求めるなら、断然「市場」です。理由は単純に産地から近いところで売っているため、収穫されてからの時間も短いためです

ただ、カニがいけすに入れられると、時間経過とともに鮮度も傷んでくるので、よく実物を実際持ってみたり触ったりすることがおすすめですが、万一鮮度が落ちたものでも、まとめ買いで値段も安くしてもらえたり、店員さんとの直接のやり取りで値段も変わる可能性もあります。

 

やはり「スーパー」は市場に劣るのかというと、そうでもありません。

基本「スーパー」では冷凍物が売られますが、近年の冷凍技術の向上により、ほぼ収穫直後の新鮮さを損なわずに提供できるようになりました。ただ、もともと品質の良くないものは、いくら冷凍技術はよくても品質がよくならないので、注意が必要です。

そのため、外国産のものが多いですが、価格については卸業者が市場から買い付けたもののため、そうしても市場よりは高くなりがちです。

カニを買うならスーパーより通販の方がお得な理由

買い物イメージ

スーパーでもシーズンになると必ずといっていいほど店頭に並ぶカニですが、購入するのであればスーパーよりも通販の方がお得です。理由としては、現地で獲られたものを直接購入することができるためです。また、スーパーでは問屋を通して購入するため価格は上がってしまいますが、通販では中間マージンが発生しない分、安く手にすることができます。また、鮮度の良いものを手に入れることも可能です。

 

カニ通販の値段の相場!種類別にまとめてみた!

  価格相場
ズワイガニ タラバガニ 毛ガニ 花咲ガニ
カニ本舗 4,980円~28,000円 3,600円~

27,000円

3,600円~

27,000円

×
北釧水産 5,980円~11,620円 3,600円~

27,000円

3,600円~

27,000円

3,600円~

10,290円

かにまみれ 5,000円~26,800円 5,000円~46,200円 5,000円~26,800円 5,000円~26,800円
北国からの贈り物 4,980円~39,800円 14,800円~51,800円 5,980円~

15,000円

4,980円~29,800円
北海道_網走水産 1,980円~20,800円 3,480円~42,000円 8,800円~13,000円 ×

カニマニアが教える通販サイトでカニを安く買う方法

いろんな切り口から通販でのカニ購入について説明してきましたが、「多少質がよくなくても、とにかく安く買いたい!」という人もいるかと思います。

 ここでは、そんな人向けの購入可能方法をご紹介します。

訳ありガニを買う 

訳ありといと、品質がよくないのでは・・?というイメージを持ちがちですが、信頼できる店舗のものであれば、多少実物に傷などがついていたとしても、品質には問題のないものが多いです。

逆に、口コミ、レビュー評判がよくない店舗のものについては、品質のよくないものが多いので注意が必要です。

  

大量購入する

安価ながら、大量購入できるものとしてよく店舗で展開されているのは、「カニ福袋」と呼ばれるものです。

これは、中身の見えるものと見えないものがありますが、一部普通では高価でしか購入できない種類のカニが混じっていたりするので、福袋というネーミング通りラッキーな価格になっています。

 

ふるさと納税を利用する

ふるさと納税にカニを採用している自治体は、カニ産地といわれる場所(北海道、石川県、福井県、鳥取県など)という日本海側に見られます。

いわゆる、該当自治体に一定金額を寄付することで、後日返礼品ということで、カニが贈られます。

自治体への寄付は、通常納税にあたりますが、限度額を超えない範囲なら、寄付金―2,000円の控除を確定申告で受けられるのも特徴です。

 

ふるさとの納税ならカニがおすすめ!おすすめベスト5をご紹介!

2021.01.17

相場より安くカニを買える通販ベスト3

ここまで、各カニの相場についてご紹介いたしました。最後に、相場よりお得に美味しいカニを帰る通販をご紹介します。

ぜひ、カニを買う際の参考にしてみてください!

北海道札幌市に本社を置いている「かにまみれ


かにまみれは、北海道札幌市に本社を置くインテンスが運営している北海道近海やロシア、アラスカで穫れた海産物を販売している通販サイトです。
カニだけでなく、ホタテやウニ、アワビといったさまざまな北の海の幸をダイレクトに購入することができます。送料は有料ですが、そのぶん安くなっており、特に多くの商品を購入すれば少ない運送料で購入することができるが特徴です。

30年以上の歴史がある老舗の「北海道_網走水産

 

北海道_網走水産では、タラバガニを中心に新鮮でおいしいカニを販売しており、10年間で2,000トン以上の販売実績を誇っています。巨大な冷凍庫を完備し、徹底した鮮度管理を行っているため、いつでも新鮮な状態をキープできるのも北海道_網走水産の強みです。10年間で2,000トン以上の販売実績と豊富なラインナップによりリーズナブルな価格設定が魅力的。

大手通販サイトとして有名な「カニ本舗

ネットショップ大賞に9年連続1位を持つ厳選特産品専門店匠本舗が運営している通販サイトです。会社は大阪にあるスカイネット株式会社が運営しています。厳選された特産品を販売しており、通販サイトのほか通販カタログでも見かける大手です。大手ですので取扱量も多くいつでも購入することができます。

 

以上、カニの2022年の相場最新情報でした!

カニ通販で失敗した私が教える!おすすめのお取り寄せランキング!

2022.09.23